【サウジC】フォーエバーヤング優勝会見 藤田晋オーナー「来年もう一度ここへ戻ってきたいなというふうに思いました」「日本のGⅠを勝ちたい」

【リヤド(サウジアラビア)14日=千葉智春】サウジCで史上初の連覇を達成したフォーエバーヤングの藤田晋オーナー(52)=サイバーエージェント会長、矢作芳人調教師(64)=栗、坂井瑠星騎手(28)=栗・矢作=が優勝会見に臨んだ。質疑応答は次の通り。

――戻ってきて2回目のサウジCで素晴らしい結果、今の心境は

藤田「勝った瞬間に、来年もう一度ここへ戻ってきたいなというふうに思いました」

――最初にサウジダービーを勝ち、サウジC連覇。現役を続けることを決めるのは簡単だったか

藤田「計画では今年いっぱいやって引退する予定ですが、それをあと2カ月延ばせばサウジアラビアで引退できる」

――競馬前の準備、ここに向けての自信は

矢作「まだ100%には至っていなかったと思うんですけども、このメンバーであれば力が上だと思っていました」

――ポジション的にちょっと厳しい部分もあったと思うが、道中の位置取りはどう見ていたか

矢作「やはり、その100%じゃないなっていうものを道中も感じていました」

――どこで自信を持ったのか

矢作「直線に向いてからですね」

――矢作調教師と坂井騎手が素晴らしい関係だというのがよく分かる

矢作「素晴らしいんでしょうかね(笑)」

坂井「Yes!」

――いいポジションを取れたのか

坂井「囲まれないポジションをと思っていたんですけど、やっぱりみんな、倒しに来たので、ああいうポジションになりました。でも、もう馬を信じていました。脚はあったので、進路さえあけば、と信じていました」

――直線で前があいてからはナイソスと2頭でいい叩き合いだった

坂井「はい、もちろん。一番のライバルだと思っていたナイソスも素晴らしい走りをしていましたし、彼がいたことによって、この素晴らしいレースになったんじゃないかなと思います」

――矢作調教師はサウジCを7回中3回勝った。どのようにして達成できているのか

矢作「私と私の管理馬が常にサウジアラビアを大好きであるということですね」

左から矢作芳人調教師、坂井瑠星騎手、藤田晋オーナー(撮影・千葉智春)

以下、メディアからの質問

――サウジダービーではブックンダンノ、昨年はロマンチックウォリアーと接戦だったが、今年はだいぶクリアな勝ち方だった

矢作「力からして当然かなと思っています。それだけ成長したということでしょう」

――次の目標は

藤田「日本のJRAでは新馬戦の一回しか走っていないので、日本のGⅠを勝ちたいなと思います」

――フォーエバーヤングはライバルを待っているような感じがしていて、馬が迫ってくればそれを楽しんでいるように見える

坂井「僕としてはもうちょっと一生懸命に走ってほしいんですけど(笑)、ちゃんとゴール板で先頭に立つということを分かっているんだと思います」

――JRAのレースを勝ちたいということで、今の時点で有馬記念というのは早いかもしれないが、そこにつながるのか

藤田「本当に来月のドバイ(ワールドC)までは決まっていますが、その後は未定で。これから考えるんですが、ひとつの選択肢として(来年)2月のサウジアラビアで引退というのがきょうできました」

――矢作調教師はBCの後に『芝を一回使いたい』と。ヨーロッパも視野に入るのか

矢作「ヨーロッパの芝は難しいかもしれませんが、私はどの馬も馬の可能性を否定したくないので、芝でのフォーエバーヤングの走りを見てみたい気持ちが強いです」

――先ほど、僕の小さい子供から連絡が来て、『サウジCのカタログに坂井騎手のサインが欲しい』と。このスーパーホースはファンを生みます、世界中にファンがいます。そのファンの方たちにメッセージをいただけるでしょうか

坂井「このフォーエバーヤングの走りを見て、競馬を好きになってもらえたり、ジョッキーを好きになってもらえたり、馬を好きになってもらえたりしたらうれしいなと思いますし、そのためにも僕は結果を出し続けなければいけないなと思っています。もちろんサインもさせていただきます」

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