【阪急電鉄】「乗降人員が少ない駅」ランキング! 第1位は「阪神国道」【2024年最新調査結果】
阪急電鉄では、公式サイトで「駅別平均乗降人員」を公開しています。これは、阪急電鉄各線の駅について、2023年の通年平均の乗降人員を調査したものです。
今回はその中から、阪急電鉄全体の「乗降人員が少ない駅」のランキングを紹介します。なお、神戸三宮駅の乗降人員には、神戸三宮駅以西(神戸高速・神戸電鉄・山陽電鉄)各駅発着の人員は含みません。また、川西能勢口駅の乗降人員には、能勢電鉄線内発着の人員は含みません。
大阪や神戸、京都など、京阪神の各都市を結ぶ阪急電鉄。そのうち、乗降人員が少ない駅はどの駅だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。
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調査概要
(出典元:駅別乗降人員 | 路線・駅 | 阪急電鉄)
【阪急電鉄】「乗降人員が少ない駅」ランキング
画像:写真AC第5位:崇禅寺(5489人)
画像:PIXTA第5位は、大阪府大阪市東淀川区にある「崇禅寺」で、平均乗降人員は5489人でした。阪急京都線の駅のひとつで、大阪梅田駅まで約8分のほか、乗り換えは必要なもののなんば駅まで約20分と交通アクセスも良好。徒歩圏内に阪急千里線の柴島駅もあるため、路線の使い分けにも便利です。
駅周辺には「淀川キリスト教病院」や「柴島浄水場」などの施設があるほか、駅名にある「崇禅寺」の最寄り駅となっています。崇禅寺は、明智光秀の三女で、細川忠興の妻「細川ガラシャ」の墓があることで有名です。
第4位:大山崎(5387人)
画像:PIXTA第4位は、京都府乙訓郡大山崎町にある「大山崎」で、平均乗降人員は5387人でした。阪急京都線の駅のひとつで、徒歩数分圏内にJR京都線の山崎駅があるため、路線の使い分けにも便利。山崎駅から京都駅まで約15分、大阪駅まで約30分でアクセスできるため、交通アクセスも良好です。
駅周辺には、世界的に有名なシングルモルトウイスキー「山崎」を製造している「サントリー山崎蒸溜所」や、「アサヒグループ大山崎山荘美術館」などの施設もあります。
第3位:松尾大社(4457人)
画像:写真AC第3位は、京都府京都市西京区にある「松尾大社」で、平均乗降人員は4457人でした。阪急嵐山線の駅のひとつで、乗り換えは必要なものの、京都河原町駅まで約16分、京都駅まで約22分。バス路線も整備されているため、交通アクセスも良好です。
駅の東側には桂川が流れていて、川沿いの遊歩道では散歩やジョギングなどが楽しめるほか、駅名にある「松尾大社」の最寄り駅となっています。松尾大社は山吹の名所として知られるほか、お酒の神様を祭っていることでも有名。大鳥居のそばには、お酒を入れる容器「甁子(へいし)」をモチーフにしたオブジェが飾られています。
第2位:柴島(4170人)
第2位は、大阪府大阪市にある千里線「柴島」で、平均乗降人員は4170人でした。普通列車のみが停車する駅で、千里線および京都線が交わるターミナル駅・淡路駅の隣駅です。また、柴島浄水場を挟んで阪急京都本線・崇禅寺駅が立地しています。
駅近くにある柴島浄水場では、毎年春に「柴島浄水場桜並木通り抜け」を実施しています。これは、阪急京都線・崇禅寺駅から淡路駅の線路沿いにある100本以上の桜が生み出す「桜のトンネル」を楽しめるもので、日没後には花見ぼんぼりでのライトアップなども行われます。
第1位:阪神国道(3830人)
画像:写真AC第1位は、兵庫県西宮市にある「阪神国道」で、平均乗降人員は3830人でした。大阪梅田駅と神戸三宮駅のほぼ中間にあり、阪急神戸本線と今津線が交わるターミナル駅・西宮北口駅の隣駅。阪急電車の駅でありながら駅名に「阪神」とつくのは、駅前を通る国道2号が「阪神国道」と呼ばれており、それを駅名にしたからといわれています。
周辺には西宮北口駅のほか、JR西宮駅および阪神線にも乗り換え可能な今津駅も立地しており、利用者が分散していることが考えられそうですね。
ランキングの全順位は、以下からご覧ください!