「アンハッピーセット」マクドナルド、ポケモンカード騒動めぐり謝罪(AFP=時事)

【AFP=時事】日本マクドナルドは、「ハッピーセット」にポケモンカードが付いてくるキャンペーンが混雑・混乱を招き、ソーシャルメディア上で食品の放置・廃棄への批判が巻き起こったことを受け、謝罪した。 【写真】「マクドナルドは絶対腐らない」、10年前購入のハンバーガーをライブ配信 アイスランド ポケモンカードは子どもだけでなく、大人の熱狂的なファンやコレクターにも絶大な人気を誇っており、中には数百万ドルで取引されるものもある。 キャンペーンが8日に始まると、一部の客がカードをフリマアプリで高値で転売しようと、ハッピーセットを大量購入した。 ソーシャルメディアには、マクドナルドの店舗に長蛇の列ができたことへの不満や、手を付けられずに放置されたハンバーガーやポテトなどが詰まった袋とされる写真があふれた。 一部の人々はこれを「アンハッピーセット」キャンペーンと呼んでいる。 あるユーザーはX(旧ツイッター)に、「この人たちのせいで娘のハッピーセットを買えなかった」と投稿した。 別のユーザーは、「大人でもポケモン好きで本当に欲しい人も居るんだろうが、転売目的なら情けないし恥ずかしいな。労力掛けて食べ物捨てて、なんぼ儲かるん?」と述べた。 ハッピーセットをめぐっては、過去に「ちいかわ」の玩具付きのキャンペーンなどでも同様の問題が発生していた。 マクドナルドは今回のキャンペーンを発表するに当たり、「おひとりさま5セットまで」の購入制限を強調していた。 マクドナルドは11日の声明で、「転売を目的とした大量購入」によって「食品の放置・廃棄」事例があったことを認め、「今後、特定のハッピーセットの販売にあたっては、特定の期間において、より厳格な販売個数制限を設けさせていただく場合がございます」と述べた。 さらに、「また期間中、制限を超える大量購入を試みる、何度もカウンターに並ばれる、クルーに対して威圧的な態度をとるなど、ルールやマナーをお守りいただけないお客様に対しては、ご購入をお断りします」とも述べ、各フリマアプリ運営事業者に対しても、より実効性のある対策を要請していくと表明した。【翻訳編集】 AFPBB News

AFP=時事
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