初出場の高校生・久保凛 予選敗退に涙「何もできなかった。強くなって絶対にここに戻ってきます」【世界陸上 女子800m】

久保凛 写真:長田洋平/アフロスポーツ

<東京2025世界陸上競技選手権大会 9月18日(木)@国立競技場>

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東京2025世界陸上・女子800m予選が18日に国立競技場で行われ、日本記録保持者の高校生・久保凛(東大阪大敬愛高)が2分02秒84で7着となり予選突破はならなかった。

初の世界陸上出場の久保だったが、自己ベスト更新とはならず悔しさをにじませる結果となった。

久保はレース後のインタビューで「スタートラインに立つ前からすごい歓声をいただいて、幸せだなと思いながら立ちました。すごく楽しんでレースができたんですけど、前半から全然うまくいかなくて、最後まで後ろの方で思いきったレースができなかった。たくさんの応援に申し訳ない気持ちです」と振り返った。

レースプラン通りに進められなかったことについては「最初からかぶせられてしまって、前に行くのも危険な状態でした。途中で『どうしたらいいか分からない』と思ってしまい、何もできなかった。もっと世界の舞台でも思い切っていくことが大事だと感じました」と率直に語った。

それでも、大歓声の中で走れたことについては「すごく楽しかったです。応援が力になったので楽しいレースでしたが、全然うまくいかなくて...。楽しかった気持ちと悔しさの両方が大きいです。もう1回強くなって絶対にここに戻ってきます」と前を向いた。

レース後は「終わった瞬間は『全然ダメだな』という気持ちでしたが、たくさんの人が『お疲れ様』と声をかけてくださった。もっと強くならないといけないと思いました。世界との差を感じたが、終わった今の方が差を縮められる自信はある」と決意を新たにした。

今後の目標については「これから冬期シーズンに入るので、しっかりトレーニングを積んで、春にはもう1段階強くなって戻ってきたい」と語った。

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