iPhone使ってないのに充電減ってる人。それ、「設定」見直すサインかも(ライフハッカー・ジャパン)
iPhoneを使わずに放置しているだけなのに、充電がみるみる減っていくのは本当にイライラします。 毎朝100%でスタートしても、昼頃にはもう半分。何をやってもダメだったので、何が起きているのか確かめようと「設定」から「バッテリー」を開いてみました。 すると、グラフには驚くべき事実が。ここ数日触ってもいないアプリを含め、いくつかのアプリがバックグラウンドで何時間も動作していたのです。明らかに、私が使っていない間もiPhoneは活発に動き続けていました。
バッテリー画面を見ると、問題がより明確になりました。 充電グラフは、私がiPhoneを使っていない時間帯に急降下しており、その下にあるアクティビティチャートも同じパターンを示しています。これらは、画面がオフの間もiPhoneがアクティブであり続けたことを示唆していました。 さらにスクロールすると、原因となっていたアプリがリストの上位に現れ、それぞれが長時間のバックグラウンドアクティビティを記録しています。音楽、SNS、ショッピングアプリ……。 その日開いてもいないアプリたちが、静かに電力を消費していました。これは一度きりの現象ではなく、過去数日間の記録にも同じパターンが見られたのです。 アプリを閉じた後も、彼らは決して休んではいませんでした。バックグラウンドで更新し、フィードをアップデートし、データを同期していたのです。この継続的なバックグラウンドでの活動こそが、私がこの数週間気づいていたバッテリーの急落と一致しました。 パターンが明確になったところで、何がこれらのアプリをアクティブにし続けているのか、そしてどうすればこの電力消費を止められるのかを突き止める必要がありました。
私が使っていない間にアプリをアクティブにし続ける原因を探るため、「設定」を開きました。「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」に進むと、アプリが画面に表示されていないときでもWi-Fiやモバイルデータ通信を使って更新することを許可するスイッチを発見。 私のiPhoneでは、めったに開かないアプリも含め、ほぼすべてのアプリでこれが有効になっていました。これではバッテリーが休まる暇もないわけです。 「Appのバックグラウンド更新」は、ライブデータやコンテンツの事前読み込みに依存するアプリには便利ですが、ほとんどのアプリは常時アクセスを必要としません。 SNS、ショッピング、エンタメ系のアプリは、新しいフィードやおすすめを読み込むためだけに更新されることが多く、これがバックグラウンドで動き続けると静かに電力を消費します。 これらの更新を制限することが、バッテリー寿命を延ばす最も簡単な方法の一つなのです。
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それ以来、私は「Appのバックグラウンド更新」をWi-Fiのみに制限し、本当に必要なアプリだけを許可することで、バッテリーの持ちを安定させています。それに加え、以下のことにも気をつけています。 iPhoneを直射日光の当たる場所に放置しない。 充電中に本体が熱くなったら、ケースを外す。 日々の充電は、おおむね20%から80%の間を保つ。 フル充電するときも、「最適化されたバッテリー充電」をオンにしておき、夜間に最後の充電がゆっくり行われるようにしています。 これらの小さな変更が積み重なり、明らかな違いを生み出しました。今ではバッテリーは1日中快適に持ち、再び安定感を取り戻しています。 Original Article: I Turned "Shelf Help" Theory Into Self Help Action With ChatGPT by MakeUseOf
ライフハッカー・ジャパン編集部