なぜ私はChatGPTを捨てたのか? AI検索「Perplexity」が変えたリサーチの常識

チャットボットの世界に足を踏み入れるのは、複雑で混乱するプロセスのように感じられるかもしれません。 今日最高のソリューションが、半年後もそうとは限らないからです。今や誰もがOpenAIのChatGPTを知っています。 AIチャットボットとして最初に私たちの画面に登場し、今でも最も人気のある存在でしょう。しかし最近、私はそのChatGPTに少々飽きてきました。 その代わりに、私のニーズをより満たしてくれる別のツールを見つけたのです。それが「Perplexity」です。

ChatGPTが万能型(all-rounder)だとすれば、Perplexity AIはAIを活用した「検索エンジン」の代替なのです。リアルタイムでWebを積極的に検索し、事実に基づいた正確な回答を、透明性の高い引用元と共に提供してくれます。 Perplexityを使う理由はたくさんありますが、特にリサーチ、ファクトチェック、そして複数の情報源を参照した最新情報の提供に特化している点が挙げられます。 これにより、最新データを取得し、深い調査を行う能力が強化されているのです。 これだけの理由があれば、ChatGPTから乗り換える時が来たのかもしれません。

PerplexityとChatGPTのアプローチの違いは、それぞれに「現在のAppleの市場シェアについて教えて」と尋ねてみると明らかです。 Perplexityは、このリクエストの時点で最新のAppleの市場シェアに関する情報を見事に提供しました。対照的に、ChatGPTの情報は古く、6ヶ月前の情報が含まれていたのです。 2番目の例では、各モデルに「現在の『iPhone 18』の噂を詳しく教えて」と尋ねました。 PerplexityもChatGPTも、次期iPhoneに関する情報を提供しました。 しかし、Perplexityからの情報ははるかにタイムリーです。対照的に、ChatGPTの情報はより一般的で、コンテンツが古い可能性がはるかに高い。 最後に、両方のチャットボットに「今月のテック業界における最新のレイオフ(一時解雇)は?」と尋ねました。 ここでもPerplexityはリアルタイムの情報を提供するのに最適でした。 一方、ChatGPTは実際のデータではなく、テック業界でレイオフを引き起こす原因についての一般的な情報に終始してしまったのです。


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とはいえ、しばらくすると、私は標準版のPerplexityにも少し限界を感じ始めました。 ほとんどの作業には十分すぎるほど素晴らしいのですが、Perplexity Proにアップグレードすることで、執筆プロセスをさらにスムーズにできることに気づいたのです。 アップグレード版のPerplexityは月額20ドル(ChatGPT Plusと同じ)ですが、GPT-5、Claude 4.5 Sonnet、GoogleのGemini 2.5 ProといったAIモデルを含む、はるかに多くのオプションにアクセスできます。 Perplexity Proには、ChatGPTの「Deep Research」に似た素晴らしい「Research Mode」もあります。Proにアップグレードすると、このResearch Modeで高度な「Pro Search」を毎日数百回実行でき、無料オプションよりも大幅に多くなります。 唯一の小さな不満は、このモードが以前は無制限だったことですが、数百回でもなんとかやりくりできます。 その中で、検索を実行するために選択したモデルを切り替えることもでき、高速な結果を求めたり、より詳細で論理的な回答を使ったりすることが可能です。これだけでも、Perplexity Proがお金の価値が十分にあると思う理由です。

Perplexity Proへのアップグレードには、他にもいくつかの利点があります。 たとえば、PDF、CSV、音声、動画、画像の分析機能を備えた無制限のファイルアップロード機能により、これまで以上に深いコンテンツ分析が可能になりました。 分析が必要なファイルやドキュメントをアップロードし、プロンプトを打ち込むだけで、Perplexity Proが仕事に取り掛かってくれます。 「AIは与えるプロンプト次第でしか能力を発揮しない」という考えには一理あり、望む出力を得るために微調整するのに少し時間がかかることもあります。 しかし、それもPerplexityの好きなところ。プロンプトのアシストに関しても非常にフレンドリーで、分析についてこちらに質問を投げかけてくれる、といった具合です。 Perplexity Proには、私がまだあまり使っていない機能がもう1つあります。「Perplexity Labs」です。 これは他の人々からのアイデアで満たされたプロンプトギャラリーのようなもので、あらゆる種類のさまざまなプロジェクトをカバーしています。

ライフハッカー・ジャパン
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