話題株ピックアップ【昼刊】:ニコン、NJS、マネックスG
■NJS <2325> 6,240円 +790 円 (+14.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
NJS<2325>が急反発し実質上場来高値を更新している。26日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、売上高を250億円から255億円(前期比12.9%増)へ、営業利益を30億5000万円から36億円(同20.3%増)へ、純利益を21億5000万円から23億5000万円(同11.1%増)へ上方修正したことが好感されている。国内コンサルティング事業の受注が順調に推移していることが要因としている。■マネックスグループ <8698> 880円 +94 円 (+12.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
マネックスグループ<8698>が急伸している。金融庁がフィンテック企業に対し国内で初めて円建てのステーブルコインの発行を承認したことで、株式市場ではステーブルコイン関連銘柄への注目度が高まることとなった。また、SBIホールディングス<8473>が前週末に米ドル建てステーブルコインの国内での発行・流通に向けた米社との基本合意書の締結を発表するなど、25~26日の日程で都内で開かれたWeb3に関する国際会議に絡んで、ステーブルコイン関連のニュースが相次いで伝わっていた。SBIと同業のマネックスGにおいてもステーブルコイン関連で新たな動きが表面化するとの期待が株式市場では高まっていたが、こうしたなかでテレビ東京が26日、マネックスGが円などの法定通貨に連動するステーブルコインの発行を国内で検討していることがわかったと報道。投資マネーの流入を誘発する格好となった。■中外製薬 <4519> 6,432円 +421 円 (+7.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位
中外製薬<4519>が6日ぶりに反発した。同社が創製し、米イーライ・リリー<LLY>が開発中の経口型肥満症治療薬「オルフォルグリプロン」について、イーライリリーが米国時間26日、2型糖尿病患者を対象とした第3相ATTAIN-2試験で主要評価項目と全ての重要な副次的評価項目を達成したと発表した。これを受け、同日の米株式市場でイーライリリーの株価は急伸。中外薬の株価にも支援材料となった。減量がより困難とされる肥満、または過体重の2型糖尿病患者を対象とした治験において、最高用量群では平均10.4キログラム(10.5%)の体重減少が認められたという。詳細な結果は今後の医学会で発表される予定としている。■大栄環境 <9336> 3,415円 +215 円 (+6.7%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位
大栄環境<9336>が大幅高で4日続伸している。26日の取引終了後、北九州市で産業廃棄物及び汚染土壌の最終処分事業を展開するスカラベサクレ(北九州市門司区)の株式の80.0%を11月28日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。今回の子会社化により、中期経営計画の成長施策に掲げる最終処分場の年間埋立計画量と残容量の拡大への貢献が期待されている。また、九州エリアでは共同出資会社が、公民連携事業(PPP)によるエネルギー回収施設などの整備計画を進めていることから、同エリア内で完結する廃棄物処理・資源循環システムを構築することができ、シェア拡大につながると見込む。取得価額は440億1200万円。なお、26年3月期業績への影響は精査中としている。■日本空調サービス <4658> 1,290円 +58 円 (+4.7%) 11:30現在
日本空調サービス<4658>が大幅反発し実質的な上場来高値を更新している。26日の取引終了後に、25年9月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感されている。毎年9月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象にQUOカード1000円分を贈呈する。■レノバ <9519> 880円 +34 円 (+4.0%) 11:30現在
レノバ<9519>が大幅高で3日ぶりに反発し年初来高値を更新している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「三菱商事と中部電力は千葉県と秋田県沖の3海域で進める洋上風力発電所の建設計画から撤退する調整に入った」と報じられており、うち秋田県由利本荘市沖の案件で有力視されながらも選定されなかった同社に、今後の再公募の思惑から買いが入っているようだ。なお、報道に対して三菱商事<8058>は、「現在、撤退も含めて取り得るあらゆる選択肢を検討しているが、現時点で決定している事実はない」とのコメントを発表している。■アドバンテスト <6857> 11,285円 +380 円 (+3.5%) 11:30現在
アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など売り買い交錯のなかも、前日終値近辺で頑強な値動きを示している。米国では現地時間27日に開示される画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の25年5~7月期決算を前に、日米ともに半導体関連株は様子見ムードが強い。しかし、そうしたなか、エヌビディアは前日まで直近3営業日続伸と上値指向を示しており、好決算への期待が根強いようだ。アドテストはエヌビディアが製造する先端AI半導体向けの半導体検査装置で抜群の商品シェアを獲得しており、関連最右翼銘柄として注目度が高い。また、半導体向け精密加工装置を手掛けるディスコも生成AI分野向けに重心を置いており、エヌビディア関連の一角に位置付けられている。■長野計器 <7715> 2,110円 +60 円 (+2.9%) 11:30現在
長野計器<7715>が朝安後に切り返すなど頑強な動きをみせている。同社は26日の取引終了後、大株主のエア・ウォーター<4088>などによる合計170万8700株の売り出しと、上限25万6300株のオーバーアロットメントによる売り出しの実施を発表。同時に、取得総数60万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.1%)、取得総額12億円を上限とする自社株買いについても公表した。自社株の取得数の上限よりも売り出し株数が多く、短期的な需給悪化を警戒した売りが先行したものの、圧力計で国内シェアトップで世界でもシェア上位に位置し、半導体の製造プロセスに欠かせない機器を取り扱うメーカーとあって、売り一巡後は押し目待ちの資金が流入し、株価を押し上げたとみられている。売り出し価格は9月3日から5日までのいずれかの日に決める。自社株の取得期間は売り出し価格決定日の6営業日後から2026年1月30日まで。東京証券取引所における市場買い付けで実施し、取得した株式は全て消却する。■高砂熱学工業 <1969> 8,669円 +223 円 (+2.6%) 11:30現在
高砂熱学工業<1969>は高い。SMBC日興証券が26日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ、目標株価を7400円から1万円へ引き上げたことが材料視されている。同証券によると、高砂熱は国内空調工事最大手として建設セクターの良好な事業環境の享受が続くと想定。受注高の増加と完成工事総利益率の上昇により好業績が続くと見込んでいる。■エスビー食品 <2805> 3,315円 +80 円 (+2.5%) 11:30現在
エスビー食品<2805>は堅調。26日取引終了後、株主優待制度を変更すると発表した。3月末・9月末を基準日として、現行では100株以上の株主に継続保有期間に応じて1000~2000円相当の自社製品を贈呈していたが、これを100株以上の株主に保有株式数・継続保有期間に応じて1000~4000円相当の自社製品を贈呈するとの内容に見直す。来年3月分から変更する。これが手掛かりとなっているようだ。■ソラコム <147A> 1,092円 +17 円 (+1.6%) 11:30現在
ソラコム<147A>が3日ぶりに反発している。午前11時ごろ、同社のIoT通信プラットフォーム「SORACOM」が、携帯型デジタルペット「たまごっち」シリーズの最新作「Tamagotchi Paradise(たまごっちパラダイス)」に連動する店頭端末「Lab Tama(ラボたま)」に採用されたと発表しており、好材料視されている。「たまごっちパラダイス」は、バンダイナムコホールディングス<7832>傘下のバンダイが7月に発売した製品で、9言語に対応し日本はもとより、北米、ヨーロッパ、アジアなど世界中で販売されている。「ラボたま」は、育成中のたまごっちを“たまごっちラボに連れていく”という世界観のもと設置された店舗向けの大型端末で、ユーザーが「たまごっちパラダイス」本体を専用のトレイにセットすると、端末との通信が開始され、限定アイテムのダウンロードや限定のたまごっちとのブリードなどのコンテンツを楽しむことができるという。今回の「SORACOM」の採用により、世界中の店舗に設置された「ラボたま」へ、新コンテンツの自動配信や端末の稼働状況の一元管理を実現する。■ゲンキGDC <9828> 3,435円 +45 円 (+1.3%) 11:30現在
Genki Global Dining<9828>が続伸している。26日の取引終了後、親会社の神明ホールディングス(神戸市中央区)から、高級魚介類の販売事業を営むゴダック(東京都中央区)及び水産物の卸売業を展開する神戸まるかん(神戸市東灘区)の全株式を10月1日付で取得し子会社化すると発表しており、業容拡大への期待から買われているようだ。海外サプライヤーとの安定的な調達網を持つゴダックと、仕入れ加工を自社工場で行い水産加工品の製造機能を持つ神戸まるかんを完全子会社化することにより、安定的な原材料の調達を図り、新たな商品開発や店舗の加工時間削減の提案などによる店舗オペレーションの効率化を図ることが可能になると判断したという。取得価額は非開示。なお、26年3月期業績への影響は精査中としているが、軽微と見込んでいる。■スズキ <7269> 1,947円 +11 円 (+0.6%) 11:30現在
スズキ<7269>は3日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「インド西部グジャラート州の工場で同社初の電気自動車(EV)となる『eビターラ』の欧州向けの出荷を始めた」と報じられており、これを好材料視した買いが入っているようだ。記事によると、日本を含む100カ国以上で販売する予定で、インドを輸出拠点としてEV市場におけるシェア獲得が期待されている。■やまびこ <6250> 2,323円 +6 円 (+0.3%) 11:30現在
やまびこ<6250>は小動き。26日取引終了後、アラブ首長国連邦に販売会社を設立すると発表した。中近東市場の販売体制強化と市場開拓を図る狙いがある。今第4四半期に設立し、来年第1四半期に事業を開始する予定。 ●ストップ高銘柄Defコン <4833> 210円 +50 円 (+31.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
TORICO <7138> 2,740円 +500 円 (+22.3%) ストップ高 11:30現在 トレードワークス <3997> 3,330円 +503 円 (+17.8%) ストップ高 11:30現在 インタートレード <3747> 1,141円 +150 円 (+15.1%) ストップ高 11:30現在 など、5銘柄 ●ストップ安銘柄Jエスコム <3779> 329円 -80 円 (-19.6%) ストップ安売り気配 11:30現在
AppBank <6177> 342円 -80 円 (-19.0%) ストップ安売り気配 11:30現在 堀田丸正 <8105> 490円 -100 円 (-16.9%) ストップ安売り気配 11:30現在 以上、3銘柄 株探ニュース