Appleの”林檎ステッカー”っていつの間になくなったの!? 気付いたら消えてた衝撃

 毎年の秋に発売される「iPhone」新モデル。仕事柄、毎年買い換えている俺であるが、それに伴う毎年の行事(?)がある。iPhone新モデル発売前頃になると行う、去年のiPhoneっていうか現在使用中のiPhoneの「元箱の廃棄」だ。

iPhone 16 Pro Maxを使用中。元箱はつい最近廃棄してしまったので本体の写真で失礼します~。てゅーか、もうすぐ新機種に乗り換える……のか>俺!?
俺としては珍しいことに、1年近く同じ本体カバーを使用中。モノはSpigen(シュピゲン)の「Classic C1 (MagFit)」のタンジェリン。

 って元箱を捨てるだけの行事かよ>俺、てな感じだが、行事っぽくなっているのは箱のなかから未使用の付属品をサルベージすること。お取り出しの儀式、みたいな? なので、なんとなく行事感がある。

 以前は未使用の充電器やイヤホンもサルベージしたが、近年はAppleのカーボンニュートラル指向っていうかESG指向のためか、そーゆー付属品はどんどんなくなっていて、サルベージするのはAppleシールくらいだ。

 ということで今年も本行事を開始したところ、異変が。ニャんとAppleシールがナイのであった。「Appleの林檎マークのメーカーロゴのステッカー」が入っていない。

 無くしたのかな? とか思っていたら、どうもこのiPhoneにはあのAppleシールが付属しなかったらしい。毎年の、ちょっぴりホンノリうっすらカスカな楽しみだったが、今後はナシ?

 上記以外の記事も当たって調べてみたら、どうもやっぱりカーボンニュートラル絡みでAppleシール同梱はなくなったっぽい。「Apple Gift Card」にも独特の柄のAppleシールが同梱されていたらしい(買ったことナイので知らない)が、これも付属しなくなったらしい。

Apple Gift Cardに付属するAppleシールは、Apple Gift Card紹介ページのトップにあるものと同じ柄だそうだ。このAppleシールも、既に付属しなくなっているもよう。

 そうなんだー。昔から「Apple製品を買うとAppleシールが付属している」というのがアタリマエだったが、その文化? が、なくなっちゃうのは、微妙に寂しい感じ。

 リサイクル素材を使って再度付属させればいいのにぃ~Appleシールぅ~。「オマケのステッカーまでカーボンニュートラルです、そう、Appleならね」とか言いつつぅ~。

 ところで俺の場合、Appleシールをたくさん持っているのだ。正規品・新品未使用のAppleシールである。数えてみたら58シートもあった。

手持ちのAppleシールたくさん。数えてみたら58シートあった。1シートに2枚の林檎マークシールがあるものも多いので、全部で100以上の林檎マークシールがあるかもしれない。

 なんでAppleシール集めてんの? Appleシールマニアなの? とか思わせたかもしれないが、俺はAppleシールコレクターでもAppleシールマニアでもない。

 だが、考えてみると、俺は「シールをなかなか貼れない人」かもしれない。っていうかそういうヤツだと思う。

 Appleシールをゲットして「さぁ貼ろう! どこに貼ろうか?」と思ったことは何度もある。だが、せっかくの正規品Appleシール、ただ貼るのはモッタイナイとか考えるケチな野郎なので、「おもしろい貼り方をしたい!」と考えるのだ、毎回。

現在では見ることが少なくなった古のAppleシール。いまとなってはスゲくレトロなデザインと言えよう。
つい最近までのAppleシールは白だったりしたが、20世紀最後のころは黒林檎のAppleシールだった……ような記憶がある。

 たとえばDECの超カッコイイし高性能なノートPCである「Digital HiNote Ultra II」を購入したとき(1996年頃)、「コレだ! この天板にAppleシールを貼ればウケるハズ!」とか思ったが、貼るに至らなかった。

 熟考した結果、貼るとたぶん「え~せっかくのDEC製ノートなのに林檎シール?」とか言われると思ったからだ。また、俺的にもその当時はAppleよりDECがお気に入りのメーカーだったというのもある。

 ほかにも、ソニーの「VAIOノート」(1997年頃のモデル)の天板のVAIOロゴの上にAppleシールを貼って「見てみて~Appleからこんな薄いノート発売されたんだョ~」と言ってみようかと思ったりした。

 だが、VAIOロゴをうまく隠せる大きさのAppleシールがなかったとかいう地味な理由から、そのアイデアも見送りとなり、Appleシールは使われずじまいだった。

 ほか、「このマークの上にAppleシールを貼ったらドッキリな感じで楽しいかも」と思ったものの、既にソレはほかの誰かがヤッていたりした。で、またもやAppleシールはお蔵入り。

 そんなのばかりで、Appleシールを何かに貼ってオモシロがる的な行為においては、アイデア倒れだったり出遅れたりでイマイチどころか全然ダメな俺なのであった。それはその後も引きずられ、Appleシールを貼れないまま、ただただAppleシールがたまっていくだけとなった。

 でもでも、シールとかの類は基本的に好きなのである。好きなので自作したりもしている。

 だが、Appleシールにおいては前述のとおり「貼るタイミングを逸しまくっている」のだ。また、ほかのシール類も似たような理由で貼れないで持て余している。なので、貼られずに死蔵されているシールが、引き出しのひとつを丸ごと占有している。シール引き出し。

貼られずに死蔵されたシールで満タンの引き出し。いずれまとめて捨てることになるのだろうか?

 シール好きの人間の、多量なる死蔵シール。ありがちかも。

 Appleシールは、Apple製のハードウェアに同梱されていたものだが、も~しかしたらApple製ソフトウェア・パッケージにも同梱されていたのかもしれない。

 ともあれ、手持ちのシールが58シートということで、最低でも58のApple製品を買ったのだと思う。「誰かからAppleシールをもらった」という記憶はない。「Appleデバイスを誰かに譲る際、Appleシールごと譲った」という記憶はすこ~し、ある。

写真だとわかりにくいが、金色や銀色のAppleシールもあった。ほかのAppleシールは、虹色、白、黒ばかり。金色や銀色のAppleシール、何に同梱されていたものだろう? 調べてみたがわからなかった。

 ところで俺の場合、現在はApple製コンピュータやスマートフォンを多用するApple野郎になっている。そんな俺がこれまで買ったAppleデバイスを数えてみると……。

 まず、Macintosh(Mac)シリーズ・コンピュータが24台だった。もうちょっと買ってたかナと思ったが、案外多くはなかった。

初めて買ったMac(Macintoshコンピュータ)は1989年9月発売の「Macintosh IIci」。それから約35年で合計24台のMacを買っていた。MacBookも買ったわけだが、全部合わせて24台なので「案外少ないんだな」と感じた。写真は現在愛用中のMac Studio。

 それから、iPadシリーズ・タブレット。こちらは23台だった。iPadについては「そんなに買ってたんだ!」という印象。だいたいカタチもサイズも同じような端末なので、買っても「新機種キタ~!」という感じが希薄だったから、そんな印象になった?

初めて買ったiPadは2010年5月に(日本で)発売された初代iPad。15年で23台も買っているが、実際「けっこう買ったんだな~」という感じ。まあ13インチも11インチもminiもありますしネ。写真は現在使っているiPad。

 そしてiPhoneシリーズ・スマートフォンは20台だった。ええええ~っ、MacよりiPadより買った台数少ないじゃん! うっそ~ん! というのが実感。

初めて買ったiPhoneは、2008年7月にSoftBankから発売されたiPhone 3G。日本で初めて発売されたiPhoneだった。iPhone……約22年の間に20台……まあ毎年発売されるから……でもminiとかもあったときは2台持ちだったし……でもでもAndroid端末も買ってたし……でもでもでも台数やっぱり少ない印象かも。

 てな感じだが、トータルで見ると「買ったコンピュータやスマートフォンのうちでApple製品が占める割合は高くない」という感じ。これまで買ったコンピュータは200台くらいで、携帯電話類は180台くらいで、デジタルカメラは200台以上になる。

 Apple製のデジタルカメラこと「Apple QuickTake」は買ったことがないが、これらハードウェア(約600台)中でApple製が67台なので、まあ……そーんなに多くは、という印象だ。

 なお、上記Apple購入台数にはiPodやApple Watchは含まれていない。そういうハードウェアも含め、これまで買ったAppleデバイスをリスト化して公開してみよっかなーと思ってリスト作成を開始したものの、すっご~くタイヘンだったのでリスト作成作業開始を後悔したがさておき、リスト公開はまたそのうちにやってゆきたいッ!!!

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