みずがめ座η流星群2025年のピークいつ? GW中のオススメ日時、方角は…火球観測チャンスも

 GW中に見頃を迎える「みずがめ座η流星群」。2025年もゴールデンウィーク終盤に流れ星の活動がピークとなる「極大」を迎える。今年は観測条件も良好。星空観察を楽しめるよう流星群の観察にオススメな時間帯や見える方角などを国立天文台などの情報を基にまとめた。

みずがめ座η(エータ)流星群とは

 毎年、5月の連休の頃に極大を迎える流星群。日本から見える出現数はそれほど多くない。母天体は、10月のオリオン座流星群と同じハレー彗星(1P/Halley)。

出現期間と極大いつ

 国立天文台によると、みずがめ座η流星群の2025年の出現期間は4月19日~5月28日。ただ、この期間中ずっと流れ星が多く見られるわけではなく、活動がピークとなる「極大」の前後数日が観測しやすい。2025年の極大は5月6日正午ごろ。国立天文台によると、みずがめ座η流星群は活動のピークがなだらかなため、5月5日~8日の明け方が見頃だという。

オススメの観測日時

 2025年のみずがめ座η流星群の極大は5月6日正午。昼のため流星は見られない。なので、観測にオススメの日は5月6日と7日で、最もオススメの時間帯は午前2時半ごろから午前3時半ごろまで。それ以降の時間帯は空が白み出すため見られないし、放射点(流れ星が飛び出してくるように見える天球上の点)が上ってくるのが遅いため、日付が変わる前の時間帯も流れ星を見ることはできない。5日と8日の同じ時間帯も流れ星を見られるチャンスは高い。

期待できる流れ星の数

 5月6日、7日の午前2時半~午前3時半なら、実際に見える流れ星の数は、空の暗い場所で1時間当たり10個程度と予想されている。5日、8日でも5個程度は期待できる。ひときわ明るい火球が出現する可能性もある。

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流れ星が見える方角、見るコツは

 今年は月明かりの影響がほとんどなく、良好な観測条件となっている。放射点(流れ星が飛び出してくるように見える天球上の点)は、みずがめ座の中央に位置する。放射点の位置の関係で北半球の中・高緯度では、みずがめ座が昇る東の空の低いところから流れ星が流れてくるように見える。ただ流れ星は放射点付近だけでなく、さまざまな方向に現れるので、できるだけ空の広い範囲を見渡すのが観察のコツだ。

いつまで見える?

 みずがめ座η流星群はピークがなだらかなため、極大の日前後の5月5日、8日でも、極大時の半分程度の流れ星が期待できる。

こと座η流星群にも注目

 また、みずがめ座η流星群の極大日の5日後(5月11日)に極大を迎えること座η(エータ)群も明るい流星が多いという。今年は観測条件が良くないが、みずがめ座η流星群の見頃を過ぎてしまっても、運が良ければ流れ星を見ることができるかもしれない。

観察するときの注意点

 屋外の暗さに目が慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けると良い。レジャーシートを敷いて地面に寝転んだり、背もたれが傾けられるイスに座ったりすると、楽な姿勢で観察しやすい。朝晩はまだ冷え込むので、寒さ対策をしっかりして事故に遭わないように十分注意し、マナーを守って観察しよう。

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