大谷翔平パパ1号に隠れる“打点問題”「7本塁打なのに10」「ドジャース同僚テオスカーと21差、鈴木誠也も15差」“1番ベッツ2番大谷”に戻しては(Number Web)

〈大谷翔平/ドジャース〉 2025年28試111打32安7本10点8盗19球34振 率.288 OPS.942 今週 7試24打8安0本1点2盗 5球9振 率.333 4月22日カブス戦 4打1安0本0点0盗 1球3振 4月23日カブス戦 5打1安0本0点0盗 0球1振 4月25日パイレーツ戦 4打0安0本0点0盗 0球1振 4月26日パイレーツ戦 5打3安0本1点1盗 0球1振 4月27日パイレーツ戦 4打2安0本0点0盗 1球2振 4月28日マーリンズ戦 2打1安0本0点1盗 3球1振 4月29日マーリンズ戦 4打1安1本1点1盗 1球2振  米公式サイトSTATCASTによれば、大谷の今季打球速度の最速は29日、前述したマーリンズのアルカンタラの初球を本塁打した際に記録した183.6km/hで、これは全打者中の17位。例年190km/h超の打球速度で5位以内に顔を出す大谷にしては異例の低い数字だ。今の1位は、ブルージェイズ、ゲレーロJr.の193.8km/h、カブスの鈴木誠也は183.9km/hで14位と大谷より上にいる。  もう1つは「打点の少なさ」だ。  現時点でMLB両リーグで7本塁打以上打っている打者は29人いるが、大谷の「10打点」は最も少ない。打点が伸びない大きな要因は――言うまでもなく大谷が昨年から引き続き「1番打者」を任されているから。  1901年にMLBがアメリカン、ナショナルの2大リーグになってから、タイでの獲得者も含めて263人の打点王が生まれたが、打順「1番」で打点王になったのは、昨年の大谷ただ1人である。  昨年の大谷は1番で90試合に出場して84打点、2番で69試合に出場して46打点、そもそも1番で打点を1点でも稼いだ打点王は、過去に11人しかいない。2位は2022年ジャッジの22打点だった。主に任された打順が2番以降で打点王になった選手数と割合は、以下の通り。  2番=6人(2.3%)  3番=65人(24.7%)  4番=159人(60.5%)  5番=28人(10.6%)  6番=3人(1.1%)  7番=1人(0.4%)  4番が圧倒的に多いと同時に、1番で打点王を獲得するのが、いかに「特別なことか」がわかる。そして1番打者は初回、必ず「無走者」で打席に立つ。打点王を獲るには明らかに不利になる。

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