ウェブブラウザのみで無料の録音・文字起こしができる「EasyRec.app」を使ってみた
ウェブブラウザのChrome・Edge・Safariが使用できる環境であれば、特別な機材を用意しなくても、無料で録音・文字起こしができるというウェブアプリ「EasyRec.app」が公開されていたので、実際に使ってみました。
EasyRec.app – The Easiest Free Voice Recorder & Transcriber WebApplication
https://easyrec.app/EasyRec.app をリリースしました - ところてん - Medium
https://tokoroten.medium.com/easyrec-app-%E3%82%92%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F-1027e292b6d4 サイトにアクセスすると、すでに「録音準備完了」となっていました。今回はノートPCでアクセスしたのですが、マイクへのアクセスを求めるダイアログが表示されたので、ひとまず1回だけ試してみるということで「今回のみ許可」をクリック。
あとは、緑色のボタンをクリックすれば録音スタートです。
ボタンが赤くなり、ウェブブラウザを開いたままノートPCに向けて話しかけると、話した内容がリアルタイムに文字起こしされていきます。
もう一度ボタンをクリックすると緑色に戻り録音が終了。下部のダイアログに文字起こし内容が表示されます。文字起こし内容はテキストファイルとしてダウンロード可能です。
テキストファイルの中身は「[タイムスタンプ] 発言内容」という、扱いやすい形になっています。
なお、音声認識のためにWeb Speech APIを利用しているため、Firefoxなどの非対応ブラウザでは文字起こしができません。
ページを下にスクロールすると、過去の録音履歴をチェック可能。
自分で「履歴をクリア」を押すかCookieを削除するまで、過去の録音ファイルや文字起こしファイルをDLすることも可能です。録音ファイルはMP3形式になっています。なお、録音データはあくまでブラウザに保存されているもので、サーバーには保存されていないとのことです。
マイク設定や認識言語、UI言語の変更も可能。
「ナイトモード」にチェックを入れると見た目が変わります。
作成者のところてん氏によると、このアプリケーションはVibe codingのデモンストレーションで、コードの99%はGithub Copilot Agentによって生成されたとのことです。
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