「子どもだけが持たないのは無理がある」『小中学生に携帯電話を持たせない』と提言の新潟・妙高市で進む見直し 子どもたちが決めるマイルールは?

「小中学生に原則、携帯電話を持たせない」と提言している新潟県妙高市で、見直しに向け、子どもたちを交えた検討会が開かれました。責任を持って使うために、子どもたちの考えた『マイルール』は? 【写真を見る】「子どもだけが持たないのは無理がある」『小中学生に携帯電話を持たせない』と提言の新潟・妙高市で進む見直し 子どもたちが決めるマイルールは? 19日に開かれた検討会には、妙高市内7つの小学校と3つの中学校から代表の児童・生徒らが参加しました。 妙高市 塚田賢教育長 「スマートフォンはとても便利ですが、ご存じの通り、その裏に様々な課題があるのも事実」 この妙高市の提言は『小中学生に携帯電話を持たせない』というもので、2008年にまとめたものです。しかし、去年行った保護者へのアンケートで中学生の53.5%がスマホを所持。実態に合わないとして、市が提言の見直しを進めてきました。 今回のメインの議題は、スマホを所持する上でのマイルール作りです。 小学生 「タイマーのセット、または時計をこまめに見る」 中学生 「SNSに上げる場合は個人を特定できる顔や名前、場所が写っていないか確認する」 中学生 「書き込む内容について悪口やいじめになっていないかどうかをChatGTPなどAIにチェックどうですかとやってみて…」 マイルールは、倫理やセキュリティーに関することなど全11項目で、今後、各学校でさらに話し合ってもらう予定です。 参加した中学生 「子どもだけが(スマホを)持たないのは無理があると思っていたので、自分たちで考えて自己管理もできるようになる機会で、すごくいい」 妙高市こども教育課 渡邉洋臣副参事 「『作って終わり』というのは避けたい。日々変わっていく所があると思うので、常に家の方と考えていく機会を作りたかった」 マイルールは市で集約し、令和版の提言とともに12月の検討会で完成させるということです。

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