暗号資産、株とともに反発(CoinDesk JAPAN)
暗号資産は4月30日、少し乱高下したが、市場の大半は非常に狭いレンジで取引されるという数週間のトレンドを継続した。 米国株式市場での取引終了直後、ビットコインは9万4700ドルで取引され、過去24時間での下落幅はわずか0.4%であった。ビットコインは一時、大幅な株安と並んで2%近く下落していた。 初期の下落局面ではより大きな打撃を受けたアルトコインも反発しているが、ビットコインには及ばなかった。広範な暗号資産市場のベンチマークであるCoinDesk 20 Indexは直近24時間で2%下落し、ライトコイン(LTC)、エックス・アール・ピー(XRP)、アバランチ(AVAX)、チェーンリンク(LINK)はいずれも約4%下落した。 暗号資産関連株は小幅に下落したが、ビットコインマイナーのHut 8は5.7%下落し、目立ったアンダーパフォーマーとなった。 米国の主要株価平均は、あまり芳しくない経済ニュースを受けて、セッション序盤に2%以上急落した。しかし、1日を通じて持ち直し、S&P500はわずかにプラスで引け、ナスダックも0.1%の下落にとどまった。 しかし、立て続けに発表された低調な経済データは、トランプ米大統領の関税政策への意欲を削いでいないようだ。 「棚が全部空っぽになると言った人もいた」とトランプ氏は30日に語り、次のように続けた。 「まあ、子どもたちが持てる人形の数は30ではなく2つになるかもしれない、2つの人形はこれまでより数ドル高くなるかもしれない。...船にはモノが満載されているが、それらのほとんどは我々には必要のないものだ」。 |翻訳・編集:山口晶子|画像:Shutterstock/Evan El-Amin|原文:Crypto Rebounds From Early Declines Alongside Reversal in U.S. Stocks
CoinDesk Japan 編集部