【阪神】巨人に3タテならず 首位に並ばれる...門別・梅野バッテリーが4回2死無走者から坂本に変化球を痛打 森下4戦連続6号は空砲
■プロ野球 巨人6―4阪神 (7日 東京ドーム) 阪神は巨人に3タテならず2連勝で止まり18勝14敗1分で巨人と同率首位となった。先発・門別が初回に若林に2号2ランを浴びる。だが山﨑伊織に2回、吉川の失策、3回には森下の二塁打をヘルナンデスの失策で同点に追いつく。だが門別は4回に2死無走者から坂本に変化球を打たれ決勝適時二塁打を浴びるなど4回途中6失点で2敗目。森下の追撃の4試合連続6号2ランも空砲となった。今季東京ドーム6戦目では初黒星、巨人戦は7勝2敗となった。 スタメンは前川が2試合ぶり6番レフトに復帰、小幡は6番から14試合連続で出場していた8番に戻り、捕手には梅野が入った。 巨人の先発・山﨑は開幕からリーグ記録更新中35イニング連続無失点中。1回1死から中野が遊内安打も森下は一邪飛、佐藤輝は二ゴロに倒れた。 先発・門別は今季6度目の登板で先発は5度目、1勝1敗、防御率3.13。前回の4月30日・中日戦(バンテリンD)は5回2/3を4安打4失点で勝ち負けつかず。今季の巨人戦は4月6日(東京D)で5回2/3を5安打無失点で勝ち投手。 門別は1回、泉口に中安打、キャベッジの犠打で1死二塁から若林にレフトスタンドへ2号2ランを運ばれ2点を先制される。 2回の攻撃で大山がライト線にツーベース、前川が四球、梅野のバントは捕邪飛。1死一・二塁から小幡の二ゴロを吉川が二塁へ悪送球で逸れる間に二塁走者・大山が帰還し、1ー2とする。山﨑の開幕からの無失点は36回1/3でストップ。なお1死二・三塁で門別は空振り三振、近本は二ゴロで追いつけず。 だが3回の攻撃で先頭・中野が中安打、森下の左中間にツーベースに中堅ヘルナンデスがファンブルする間に中野が生還し、2-2の同点に追いつく。無死二塁から佐藤輝、大山、前川と凡退し勝ち越せない。だが門別は3回、泉口、キャベッジ、若林を三者凡退に抑える。 門別は4回2死無走者からヘルナンデスに左安打、坂本に124キロ・スライダーを拾われるとレフト線にタイムリーツーベースとなり2ー3と勝ち越される。 増田陸を申告敬遠も山﨑に左安打、2死満塁とすると泉口にレフトへ2点タイムリーを放たれ、2ー5となり門別は降板。なお2死一・二塁から代った石黒がキャベッジに右中間にタイムリーツーベースを飛ばされ、2ー6とリードを広げられた。門別は3回2/3を6安打、2四球、3奪三振、6失点(自責6)。 5回の攻撃で1死から中野が左安打、森下がレフトスタンド中段へ4試合連続6号2ランを放り込み、4ー6とする。5回、石黒は1死から甲斐に四球もヘルナンデス、坂本を抑えた。 6回の攻撃は巨人2番手・中川に前川に二ゴロ、梅野と小幡は連続三振に終わる。6回、3番手・湯浅が2死から泉口に左安打もキャベッジを空振り三振に斬った。 7回の攻撃は1死から近本が中安打、中野は死球で一・二塁も森下は遊ゴロ併殺打で好機をものにできず。7回、4番手・桐敷が走者を出すも無失点に抑える。 8回の攻撃は巨人の大勢に佐藤輝、大山、前川と快音が出ない。9回は守護神・マルティネスに代打・木浪、小幡、代打・糸原と3人で終わり得点を挙げられず試合終了。