【日本ハム】新庄監督「レイエスの振ってました?」逆転負けでソフトバンクと4差/一問一答
<楽天3-1日本ハム>◇15日◇楽天モバイルパーク
日本ハムが楽天に逆転負け。3連勝を逃し、この日勝利した首位ソフトバンクとは再び4ゲーム差に広げられた。
1回は1番五十幡が四球を選び、2番郡司の中越え適時二塁打であっさり先制。しかし、その裏に先発北山が1死から2番小深田に四球を与え、続く3番村林の遊ゴロを水野がファンブル(記録は失策)。1死一、二塁とされ、4番黒川に内角高めの難しいボールを捉えられ、右翼へ逆転3号3ランを浴びた。
北山は2回以降は無失点と立ち直ったが、打線は楽天の先発荘司の前に2回から7回まで無得点と打ち崩せなかった。8回は2番手の西口から無死一、二塁とチャンスをつくったが、3番レイエスはハーフスイングを取られて空振り三振となり、一塁塁審に激高。4番野村も空振り三振、5番万波は見逃し三振で好機をつぶした。
試合前まで13勝3敗1分けと好相性の楽天相手の連勝は「6」でストップし、5月24日の対戦以来の黒星となった。
試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-初回に…
「あれ、(北山が黒川に打たれたのは内角高めの)すごいボール球でしょ。(北山は)あんま調子よくなかったですからね。あれ、調子いい北山くんだったら、空振りかファウルか。でも、うまく打ちましたよね。なかなか、あのボールは打てない。あの高めを(笑い)。でも、途中からちょっと右足への(体重の)乗り方が、いつもと違ったから、北山くん。で、ちょっと『もう少し右足に少しでいいから乗せて』っていうことを伝えて(2回以降は)良くなりましたね」
-最初は体が前に突っ込み気味だった
「リリースポイントのタイミングが、ちょっと(体が)前に出ることによってバランスがちょっと合ってなかったんで。でも、すぐ修正してくれたんで」
-3回の守備でリクエストの後に審判へ確認していたのは
「いやいや、守備妨害じゃないかって。『じゃない』って言われた。じゃないって言われたらね、『あ、そうですか』って。いや、伏見くんがずっと言ってたので。あれ、レイエスの(8回に取られたハーフスイングは)振ってました?」
-リプレー映像では振ってないようにも見えた。怒るのも無理はないのかなと
「まあね…振ってないっていう時もあるから。振ってるっていう時もあれば…。有薗くん、よう打ったね。左ピッチャーでも打てるっていうところを見せてくれたんで。それにしても楽天さんは調子いいですね」
-今までの対戦と比べて、違いを感じましたか。前回の対戦まで6連勝中でしたが
「違うというか、ウチも調子悪くなかったんで、明日どうなるかですよ」。