店名のおかげでチビッコたちで大繁盛のポテト屋さん。その店名とは?【カンバ通信:第412回】
ジャンボ! ひさびさにポテ活の報告でもしようかな。
今回食べに行ったのは、ケニアは首都ナイロビのママ・ルーシー・ロード沿い、たくさんの人やバスが行き交うロータリーにあるお店。
お店の写真をスマホで撮っていたら、道ゆく人に「気をつけないと、スマホを盗られるよ」と声をかけられた。私は少し怖くなって、すぐに店の中に入ったんだ。
店内にはたくさんの人がポテトを食べていたんだけど、そのほとんどが小さなお子さんとお母さんだった。
どうしてこんなにお子さんが多いのか店員さんに尋ねたら、
店員さん「お母さんたちが『ここはパパのカフェだよ』って子どもに言って聞かせているみたいで、多くの子供たちが当店を好きになってくれているみたいです」
と教えてくれた。いったいなぜパパのカフェ……?
ともかく私もポテトを注文。出てきたポテトは量がとても少なくて、あまり良い匂いがしなかった。それに、黒い焦げのようなものが付いていてね(たぶんコゲ)。
食べ終わった後、なんだか喉がイガイガしたんだ。
ちなみにお店にいる間、ポテトを食べている子供たちが咳き込んでいるのも見かけた。大丈夫なのかなぁ……。ちなみにポテトの価格は1つ100ケニアシリング(約114円)。
なんだかなぁ〜という気持ちで外に出ると、どうして子供たちが「パパのカフェ」と気に入っているのか理解できた。
店名をよく見ると──
「DADDY’S CAFE(ダディーズ・カフェ / お父さんのカフェ)」だった。
執筆:チャオス(カンバ族) 超訳:GO羽鳥 Photo:RocketNews24.