【日本ハム】新庄監督「サードの子…エラーしたから打つと思ったね」清宮幸太郎の爆発予感的中/一問一答
日本ハムが「清宮劇場」で単独首位を死守した。清宮幸太郎内野手(26)が7回に決勝の6号2ラン。2回は3失点につながる今季10個目の失策を犯したが、ようやく飛び出した値千金の今季本拠地1号で打ち合いを制した。
同点の7回に登板した玉井大翔投手(33)が22年9月17日ロッテ戦(札幌ドーム)以来1023日ぶりとなる1勝で、エスコンフィールドでも初白星。
チームも前カードでソフトバンクに喫した3連敗を取り返す、今季9度目の3連勝で貯金も今季最多タイの「14」に戻した。
試合後の新庄剛志監督(52)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
「もう、このチームで監督するのしんどい(笑い)。(前カードの)ソフトバンク3連戦で三振40個で、この楽天戦で(3試合合計)27点。情緒不安定になっちゃう(笑い)。もう、いやや(笑い)。今日(先発した)達くんはいい経験になったと思う。プロ野球という世界は、そんなに甘くないよっていうのを知らせた意味ではいいゲームでした」
-達は人生初のボークもあった
「どのキャッチャーが(マスクを)被っても、やっぱり自分のピッチングをしないといけない。(今季、達が先発した試合でバッテリーを組んでいた)伏見くんは素晴らしいキャッチャーですけど、伏見くん頼りだったら成長しないし、(この日バッテリーを組んだ)田宮君も成長してほしいし」
(続けて自ら)「サードの子(清宮幸)、(一塁手が)ゴールデングラブ賞を50回取っていても高いボール(送球)は捕れんでしょうね。でも、エラーしたから、打つと思ったね。エラーしたら、打ちよるからね、彼は(笑い)」
-早い回に4点差を逆転したところも大きかったんじゃないかなと
「いやでも、昨日12点取ってたんで、その半分取りゃ逆転するなと思っていたので(笑い)。そしたら案の定取ってくれて。あのホームランは大きかったですね」
-満塁でレイエス。なんかやっぱり感じるところあったか
「右手を(最後にバットから)離す癖をやめてほしいっていうことは伝えてた。どうしても左手で拾おうとすると、外のボール球に手を出すから。で、これが右手が(バットに)付いていたら、しっかり振らないといけない。フィニッシュを大事にしてほしいっていうことで。今日のホームランなんか、もうまさしく両手で打って戻す。しようとはしているんですけどね。矢沢くんにしても。最後(左手をバットから)外したから、もうスタメン外そうかなって思った(笑い)…ぐらい大事、こっちの逆の手は」
-矢沢はフリー打撃でも、そこを意識している
「いいバッターはね、やっぱり(両)手が離れない。離すのは、レアードぐらいでしょう(笑い)」
-7回の清宮幸のホームランの前に五十幡を代走起用して、相手バッテリーにプレッシャーを与えた
「そこ、ポイントです。で、清宮くんがエラーしてたんで、間を抜いたり、真っすぐが増えて1点取れたらいいかなっていう。ここ、難しいんすよ。はぁ…延長になったらレイエスを残した方がいい。でも、1点を取って8回、9回しっかり抑えてっていう勝負ですよね。もうこればっかしは、事を起こしてみないとわからないな。でも、結果的にね、(清宮幸が)真っすぐをホームラン打ってくれたのは助かりました」
-前カードで3連敗後に「3つ負けたら、3つ勝ちゃいいんで」と話していたが、その通りに
「まあ、3つ負けたら3つ勝ちゃいいだけでしょ(笑い)。それだけのこと」
-玉井が3年ぶりの白星。今季の投げっぷりはどう見ているか
「信頼ありますよ。信頼あるある。ちょっと肘を下げたことによって、コントロールの安定感っていうのと、スライダーの横の幅がちょっと広がったかなっていう。だから、(肘を)下に下げたことによって、シュートも生きてくると思うんで。すごいいい取り組みをしてくれて、戻ってきてくれたなというのは思います」
(続けて自ら)「今回の3連戦を見て、ファンの皆さんは楽しんでもらえたと思うんで、エスコンの勝率もちょっと上がったんじゃない。上がりましたよね」
-現状でホームで貯金5
「あ、ほんとですか。こういう試合をしてれば、また次に帰ってきた時に、また超満員で、選手たちにも力になるし。勝ち続けていきたいと思います」
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日本ハムが「清宮劇場」で単独首位を死守した。清宮幸太郎内野手(26)が7回に決勝の6号2ラン。2回は3失点につながる今季10個目の失策を犯したが、ようやく飛び出した値千金の今季本拠地1号で打ち合いを制した。
同点の7回に登板した玉井大翔投手(33)が22年9月17日ロッテ戦(札幌ドーム)以来1023日ぶりとなる1勝で、エスコンフィールドでも初白星。
チームも前カードでソフトバンクに喫した3連敗を取り返す、今季9度目の3連勝で貯金も今季最多タイの「14」に戻した。
試合後の新庄剛志監督(52)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
「もう、このチームで監督するのしんどい(笑い)。(前カードの)ソフトバンク3連戦で三振40個で、この楽天戦で(3試合合計)27点。情緒不安定になっちゃう(笑い)。もう、いやや(笑い)。今日(先発した)達くんはいい経験になったと思う。プロ野球という世界は、そんなに甘くないよっていうのを知らせた意味ではいいゲームでした」
-達は人生初のボークもあった
「どのキャッチャーが(マスクを)被っても、やっぱり自分のピッチングをしないといけない。(今季、達が先発した試合でバッテリーを組んでいた)伏見くんは素晴らしいキャッチャーですけど、伏見くん頼りだったら成長しないし、(この日バッテリーを組んだ)田宮君も成長してほしいし」
(続けて自ら)「サードの子(清宮幸)、(一塁手が)ゴールデングラブ賞を50回取っていても高いボール(送球)は捕れんでしょうね。でも、エラーしたから、打つと思ったね。エラーしたら、打ちよるからね、彼は(笑い)」
-早い回に4点差を逆転したところも大きかったんじゃないかなと
「いやでも、昨日12点取ってたんで、その半分取りゃ逆転するなと思っていたので(笑い)。そしたら案の定取ってくれて。あのホームランは大きかったですね」
-満塁でレイエス。なんかやっぱり感じるところあったか
「右手を(最後にバットから)離す癖をやめてほしいっていうことは伝えてた。どうしても左手で拾おうとすると、外のボール球に手を出すから。で、これが右手が(バットに)付いていたら、しっかり振らないといけない。フィニッシュを大事にしてほしいっていうことで。今日のホームランなんか、もうまさしく両手で打って戻す。しようとはしているんですけどね。矢沢くんにしても。最後(左手をバットから)外したから、もうスタメン外そうかなって思った(笑い)…ぐらい大事、こっちの逆の手は」
-矢沢はフリー打撃でも、そこを意識している
「いいバッターはね、やっぱり(両)手が離れない。離すのは、レアードぐらいでしょう(笑い)」
-7回の清宮幸のホームランの前に五十幡を代走起用して、相手バッテリーにプレッシャーを与えた
「そこ、ポイントです。で、清宮くんがエラーしてたんで、間を抜いたり、真っすぐが増えて1点取れたらいいかなっていう。ここ、難しいんすよ。はぁ…延長になったらレイエスを残した方がいい。でも、1点を取って8回、9回しっかり抑えてっていう勝負ですよね。もうこればっかしは、事を起こしてみないとわからないな。でも、結果的にね、(清宮幸が)真っすぐをホームラン打ってくれたのは助かりました」
-前カードで3連敗後に「3つ負けたら、3つ勝ちゃいいんで」と話していたが、その通りに
「まあ、3つ負けたら3つ勝ちゃいいだけでしょ(笑い)。それだけのこと」
-玉井が3年ぶりの白星。今季の投げっぷりはどう見ているか
「信頼ありますよ。信頼あるある。ちょっと肘を下げたことによって、コントロールの安定感っていうのと、スライダーの横の幅がちょっと広がったかなっていう。だから、(肘を)下に下げたことによって、シュートも生きてくると思うんで。すごいいい取り組みをしてくれて、戻ってきてくれたなというのは思います」
(続けて自ら)「今回の3連戦を見て、ファンの皆さんは楽しんでもらえたと思うんで、エスコンの勝率もちょっと上がったんじゃない。上がりましたよね」
-現状でホームで貯金5
「あ、ほんとですか。こういう試合をしてれば、また次に帰ってきた時に、また超満員で、選手たちにも力になるし。勝ち続けていきたいと思います」