トランプ氏、イタリア首相を挑発する投稿にネット唖然。「必死すぎる」(ハフポスト日本版)
アメリカのトランプ大統領は5日、イタリアのメローニ首相に対する新たな非難をSNS上で繰り広げた。 【画像】「接近禁止命令が必要」トランプ氏がメローニ首相を挑発した投稿 トランプ氏はSNS「Truth Social(トゥルース・ソーシャル)」上に数十件の投稿やリポストを連投した。その中で、6月にフランスで開催されたG7サミットの際、自分より約30センチ背の低いメローニ首相に見上げられている自身の写真を投稿した。 画像には、「接近禁止命令が必要だ」とのキャプションが添えられていた。 トランプ氏は2025年、「こういう事は言ってはいけない」と述べながらも、メローニ首相について「美しい若い女性」と呼んでいた。 そんな両氏の確執が始まったのは今年6月。トランプ氏が、G7サミットでメローニ首相から写真撮影を「懇願された」と主張したことがきっかけだった。 トランプ氏は当時、「メローニ首相は私との写真を猛烈に欲しがっていた。本来なら応じないところだが、気の毒に思ったので撮ってあげた」と語っていた。 これに対し、メローニ首相はSNSの動画で反論。トランプ氏の話は「完全に捏造されたもの」であると一蹴し、「イタリアも私も、懇願などしない」と断言した。 さらに、イタリアのタヤーニ外相は、トランプ氏の主張を「重大かつ侮辱的」と抗議し、予定されていた訪米を急遽中止する事態にまで発展した。 その後まもなく、サミット中に2人が会話する映像が拡散されたが、メローニ首相がトランプ氏に何かを懇願しているようには到底見えないものだった。 しかし、トランプ氏は数日後、メローニ首相が「何度も何度も」写真を求めてきたと再び反論。 さらにNBCニュースの取材に対し、メローニ氏は自身の「大ファン」だったと語る一方で、「メローニ氏のようなファンはいらない。NATOと共に、例の海峡の件で協力的ではなかったからだ」と述べ、自身が主導するイランとの戦争終結に向けた交渉の火種となっている「ホルムズ海峡」の問題を引き合いに出した。 また、トランプ氏はメローニ首相が写真を求めた理由について「イタリア国内での支持率が低迷しているからだ」と主張。これに対してメローニ首相は「私の支持率はあなたに関係ない。ご自身の支持率に集中されてはいかがか」と言い返していた。 両首脳の応酬はここ数週間ほど沈静化しているように見えたが、5日にトランプ氏が「接近禁止命令」と投稿したことで再び火がついた形だ。 メローニ首相側からの反応は現時点ではないが、X上では、トランプ氏の投稿に対して「必死すぎない?」「被害者を装う典型的な手口」「同盟国との関係を自ら壊しにいっている」といった冷ややかな意見や、大統領としての資質を疑問視する声が寄せられている。 ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
Ed Mazza