トランプの「米中は同盟国」発言で大満足の習近平、はしごを外された高市首相…“邪魔な石=日本”排除へ動く中国の深謀遠慮(東洋経済オンライン)
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米中首脳会談の2日前、「アメリカが過度に中国に傾かないように」との狙いからニューヨークでトランプ氏と会談した高市早苗首相は、残念ながらはしごを外される形になったと言うしかない。 アメリカのニクソン政権で国務長官を務め、アメリカと中国の国交正常化を実現させたヘンリー・A・キッシンジャーの著書『キッシンジャー回想録 中国(上)(下)』(岩波書店)には、中国の戦略を囲碁に例える記述がある。
囲碁には、将棋やチェス以上に、相対的な優位を辛抱強く積み重ねることで勝利を目指すという特徴がある。これを習氏の戦略にあてはめるなら、時間をかけて味方を増やし、それと同時に、自分より強い相手(アメリカ)から攻撃されないよう身を守る仕掛けを作っていくといった手法が、「囲碁的戦略」と言えるかもしれない。
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■レアアース、半導体、台湾については進展なし これらのうち、貿易とイランについては合意内容が「見える化」されたものの、先端技術、すなわち、アメリカが問題視してきた中国のレアアースなど重要鉱物の供給規制、逆にアメリカの中国に対する半導体の輸出規制に関しては進展が見られなかった。
さらに重要なのは台湾である。中国側の発表によれば、習氏はトランプ氏に対し、台湾独立に正式に反対し、この問題を慎重に扱うよう促したとされるが、トランプ氏は「あまり話し合われなかった。習氏は私の考えをよく理解している」と述べるにとどめている。
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岩屋氏が日本国際貿易促進協会の会長としての立場で中国政府の外交や経済を取り仕切る要人2人と個別に会談したことは、意義あることだ。
2人は、高市首相の台湾有事を巡る国会答弁を改めて問題視し、日本の防衛力強化の動きも「軍国主義」と糾弾したが、王毅氏が高市発言について撤回ではなく修正を求めたこと、そして何立峰氏も「誤った言動を乗り越えたあとに発展はある」などと語ったことは、一見、中国側の態度の軟化を思わせるものだ。