真空の揺らぎで「時間がぼやける」可能性が示された
- quantum量子論
量子量子力学
2025.09.30 Tue不確定性原理を回避する実験に成功――位置と運動量を同時に高精度で測定
豪シドニー大らはハイゼンベルクの不確定性原理を回避して位置と運動量を同時かつ高精度に測定することに成功。理論の核は不要情報を不確定性に押し込み必要な情報を抽出するという「情報の再分配」です。
- quantum
熱と電気が「別行動」する様子を観察することに成功
インド科学研らは電気の流れと熱の流れが“別行動”を見せる現象を観察したと発表。また研究ではこれまで理論的にしか考えられていなかった「電子の液体」という奇妙な状態が、現実の物質で初めてはっきりと確認されました
- quantum量子論
シミュレーション超伝導量子量子論
2025.09.26 Fri広島大学が「虚空の幻熱」を検出する方法を考案
広島大は猛スピードで加速する観測者から見ると真空がまるで温かさを持っているように感じられる不思議な現象「アンルー効果」を実際に検出できる可能性のある手法を考案したと発表。なぜ加速は真空に幻熱を生むのでしょう?
- quantum量子論
宇宙重力量子力学
2025.09.23 Tueビッグバン以前の宇宙に新説――重力波が宇宙を紡いだ可能性
西バルセロナ大らは真空自体の持つエネルギー源が元となってビッグバンが発生しさらに量子的ゆらぎが重力波を発して物質密度にムラを作り今の宇宙につながる構造が作られたとする新説を発表。宇宙誕生の新シナリオです。
- quantum量子論
量子量子力学
2025.09.19 Fri“塊”も波になった——原子7000個級で猫状態のサイン
オーストリアのウィーン大は約7000個の原子でできた金属塊を使って量子的振る舞いの指数(μ)が過去最大を達成したと発表。より大きな物体での量子性は既に確認されているのになぜ7000個で史上最高になれたのでしょう?