三菱商事、米シェール資産買収へ交渉中 80億ドルで=関係筋
三菱商事は、イーソン・エナジー・マネジメントの米国シェール生産・パイプライン資産を約80億ドルで買収する方向で交渉している。写真は、東京の同社本社ビル入口に掲げられた同社ロゴ。2016年4月、東京で撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)
[16日 ロイター] - 三菱商事(8058.T), opens new tabは、イーソン・エナジー・マネジメントの米国シェール生産・パイプライン資産を約80億ドルで買収する方向で交渉している。関係筋が16日に明らかにした。
実現すれば米湾岸に隣接する大規模な天然ガス事業と、それに沿って開発されているエネルギー輸出施設を手に入れることになる。
同筋は取引が合意に至る保証はないとしている。
同資産は米国のエネルギーに特化した投資会社イーソンによって所有・運営されており、資産運用会社レッドバード・キャピタル・パートナーズとカナダのオンタリオ州教職員年金基金(OTPP)も一定の権益を保有している。
イーソンとレッドバードはコメントを控えた。三菱商事、OTPPからはコメントを得られていない。
三菱商事とイーソンの交渉については、ブルームバーグ・ニュースがすでに報じていた。
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