【阪神】サヨナラ勝ち 巨人を3タテで5連勝!豊田が絶対的守護神・マルティネスに9回無死満塁から歓喜打 森下の代走・植田が帰還
■プロ野球 阪神3×ー2巨人 (3日 甲子園) 阪神は巨人に今季3度目のサヨナラ勝ち、今季2度目の5連勝で43勝31敗2分の貯金12とし2位・広島に今季最大5ゲーム差とした。2-2で迎えた9回、開幕から31試合連続無失点の守護神・マルティネスに対して先頭・森下が中安打で代走・植田、マルティネスの牽制を一塁・中山が捕球できず、佐藤輝を申告敬遠で無死一・二塁、大山が投強襲内安打で無死満塁から豊田がセンターへ犠飛を打ち上げるサヨナラ打を放った。9回を三者凡退に抑えた石井が今季初勝利。 先発・伊原は今季17度目の登板で先発は11度目、試合前まで5勝2敗、防御率1.08。前回の6月22日・ソフトバンク戦(甲子園)は6回3安打2失点(自責0)で負け投手。今季の巨人戦は3度目、0勝0敗、防御率1.29だった。 伊原は坂本とのバッテリーで1回、丸とオコエに連打され無死一・二塁、泉口のバントは捕ゴロとなり1死一・二塁に。だが増田陸にレフトフェンス直撃の2点タイムリーツーベースを浴び先制される。 野手オーダーは前日と変更なく森下、佐藤輝、大山のクリーンナップに豊田が6番レフト、小幡が7番ショート、坂本が8番に入った。 巨人の先発・横川は今季初先発。1回、近本は二ゴロ、中野は空振り三振、森下は遊ゴロに終わる。 伊原は2回も先頭・岸田に中安打、門脇を二ゴロ、横川を犠打失敗の三振、丸に右安打で2死一・三塁もオコエを中飛に打ち取った。2回の攻撃で1死から大山が中安打も豊田は三ゴロ併殺打に倒れた。 伊原は3回も先頭・泉口に左安打も増田陸を三ゴロ併殺打、キャベッジに死球も坂本を遊ゴロに打ち取る。 伊原は4回1死から門脇に左安打、横川の犠打で2死二塁、丸に四球もオコエを中飛に抑えた。打線は4回1死から森下が投内安打、佐藤輝は右安打で一・三塁とすると大山がレフトへタイムリーを飛ばし、1ー2とする。なお1死一・二塁で豊田は二ゴロ併殺打で好機に1本が出ず。 伊原は5回、泉口に四球、増田陸に左安打、キャベッジを左飛で1死一・二塁に。坂本にレフト前にヒットを運ばれるも豊田が本塁にダイレクト送球で泉口を封殺しピンチを脱する。 伊原は5回を89球、9安打、4四死球、1奪三振の2失点(自責2)で降板。 5回の攻撃で小幡が右中間にツーベース、坂本の犠打を横川が三塁へ野選で無死一・三塁とすると代打・ヘルナンデスがライトへ犠飛を打ち上げ、2ー2の同点に追いつく。 6回、2番手・木下が代打・荒巻に遊内安打、丸を二直、オコエを空振り三振、泉口に左安打も増田陸の一ゴロを大山が好捕し勝ち越しを許さず。6回の攻撃は中野、森下、佐藤輝から快音は出ず。 7回、3番手・ネルソンが1死から坂本に右安打、岸田に四球、増田大の犠打で2死二・三塁とするが代打・大城卓を中飛に封じた。7回の攻撃は2死から小幡が左安打も坂本は見逃し三振に終わった。 8回、4番手・及川が1死からオコエに死球、泉口に投内安打で1死一・二塁も増田陸を二ゴロ併殺打に仕留めた。8回の攻撃は大勢に代打・前川、近本、中野は凡打に打ち取られる。 9回、5番手・石井がキャベッジを右飛、坂本を右飛、岸田を一邪飛と初めて三者凡退に抑えていた。