ヘッドライトの小糸製作所とホンダが!? 日本を代表するクルマ関連メーカーのロボット芝刈機を米国で発表!!

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 小糸製作所は、ホンダが米国で発売を予定している電動自動芝刈機「ProZision Autonomous」に自社LiDARが採用されたと発表した。起伏や障害物を広範囲かつ高精細に捉える短距離検知用センサーで、自律走行の安全性向上に寄与する注目の技術だ。

文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes、小糸製作所、ホンダ

【画像ギャラリー】ホンダの芝刈機に小糸の技術で360度センシング! 障害物はもちろん、トラクションコントロール機能で傾斜も安心!(5枚)

ホンダのロボット芝刈機プロジションオートノマス

 クルマのライトで有名な小糸製作所が2025年10月22日、ホンダの電動自動芝刈機「ProZision Autonomous(プロジションオートノマス)」に自社開発の短距離検知用LiDARが採用されたと発表しました。ホンダは同機を2026年より米国で発売する予定とのことです。

 プロジションオートノマスはホンダが2025年10月14日に発表した新商品。2012年に初代ロボット芝刈機「Miimo(ミーモ)HRM500」を発表して以来、同社はロボット芝刈機をリリースしてきました。

小糸製作所の短距離検知用LiDARが搭載されている箇所

 今回のプロジションオートノマスは、衛星測位システムGNSS(Global Navigation Satellite System)を用いて自己位置を正確に把握しながら、あらかじめ設定した経路やパターンにそって作業してくれることが強み。

 それを支えているのが小糸製作所のLiDARです。LiDARが周囲の距離や形状を高精細に計測し、360度のセンシングを行い、芝や地面の起伏、障害物の位置や輪郭をきめ細かく捉えてくれます。障害物を感知すれば、減速または停止をしてくれるので、安全に芝刈を効率化することができます。

ホンダと小糸の技術の融合という胸アツな商品

 もちろんホンダ独自のトラクションコントロールで、傾斜でも安定して稼働してくれるとのこと。自動芝刈機は、歩行者やペットはもちろん、散水ホースなどの小物を確実に見分けることが安全の肝になります。

 日本を代表する小糸製作所とホンダといったクルマにまつわるメーカーが作り上げたロボット芝刈機はアメリカ・ケンタッキー州ルイビルで2025年10月21日より開催されており「Equip Exposition 2025」にて初披露されます。

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