ランクルFJ祭りで新型RAV4のこと忘れてない? ハイブリッド400万円切りが期待できる期待のSUVを3分でおさらい!

/ 新型車紹介

 世間はランクルFJの発表で盛り上がっているが、12月には新型RAV4が発売されそうなことをお忘れじゃなかろうか。「新型ってどんなクルマだっけ?」という人に、改めて新型RAV4をおさらいしておこう!

文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車

【画像ギャラリー】最新写真大量! 日本仕様にも近い北米RAV4をたっぷり!(50枚)

新型RAV4の北米仕様。3つのキャラクターのうちの「コア」モデル

 待ちに待ったランクルFJが登場したが、年内には新型RAV4もデビューする可能性が高い。受注開始は12月17日が濃厚といわれているが、発表からすでに5カ月も経っているから「どんなクルマだっけ?」という人も多いはず。そこでここでは6代目となる新型RAV4をおさらいしておきたい。

 まずパワートレーンだが純ガソリンエンジンを廃止し、ハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2本立てとなる。

 PHEVはトヨタ初の第6世代システムを採用し、モーター出力を高めつつEV航続距離は95kmから150kmに延長。V2H(ビークルtoホーム)対応やDC急速充電(約30分で80%充電)など、電動車としての実用性を大幅に進化させた。

 いっぽうHEVもトランスアクスルや電池を改良し、よりリニアで軽やかな加速を実現しているようだ。

こちらはアドベンチャーに相当する北米仕様「ウッドランド」モデル

 デザインは3つの個性を用意。「CORE」はシティユースに映える洗練のハンマーヘッドデザイン、「ADVENTURE」は専用ホイールとワイドトレッドでオフロード感を強調し、「GR SPORT」はGAZOO Racing直系の足まわりチューニングで操る楽しさを追求する。ちなみに情報が先行公開された北米仕様も同様に、Core/Woodland/GR SPORTという3タイプ構成となる。

 インテリアは「アイランドアーキテクチャー」思想に基づき、水平基調のパネルに操作系を一体配置。視線移動を最小化しながら直感的な操作が可能となった。

 センターコンソールのアームレスト部分はリバーシブル式で、トレイにもなる実用派。荷室は従来の733Lから749Lへ拡大し、フラットな収納スペースを実現している。米国仕様では12.3インチメーターやシフト・バイ・ワイヤも採用されており、日本導入にも期待がかかる。

インテリアはランクルにも通じるアイランドアーキテクチャデザイン

 今回の新型で注目すべきは、トヨタ車として初めてソフトウェア開発基盤「Arene(アリーン)」を搭載した点だ。これはウーブン・バイ・トヨタが開発するプラットフォームで、ソフトウェアを通じて安全性・快適性を常にアップデートできる“Software-Defined Vehicle(SDV)”の要となる技術である。

 Areneの採用により、マルチメディアシステムはカスタマイズ可能なホーム画面や高精度の音声認識を実現。米国仕様では5G通信対応の最新トヨタ・オーディオ・マルチメディアを搭載しており、日本仕様も近い仕様になる可能性が高い。

 ソフトウェアアップデートを通じて将来的な機能追加も可能。つまり「買って終わり」ではなく、クルマが成長し続けるという新しい価値観を提示しているのだ。

次ページは : ガソリン車廃止も現行並みのハイブリッドで400万切りか?

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

関連記事: