Galaxy Z Fold7発表:この薄さ、一度リアルで見たほうがいい

Image: Adriano Contreras / Gizmodo US

Samsung(サムスン)が新製品お披露目イベントUnpackedにて、予想通り折りたたみ最新機種Galaxy Z Fold7Galaxy Z Flip7を発表しました。

Galaxy Z Fold7は噂通り激薄。世界最薄の座は0.1ミリ差で逃したものの、サムスン史上最薄の8.9mm(折りたたんだ状態)を実現。折りたたみは分厚いという最大のデメリットは、もう存在しません。

絶対、触ってみたほうがいい!

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ギズモード・ジャパンと同じく、米Gizmodoもプレス会でさっそく実機に触れてきました。触った最初に出た感想は「ちょ、ほんと、みんなこれ1回手にとってみたほうがいい!」。

初代Z Foldからずっとリアルで触ってきたWong記者は、Z Fold6(閉じて5.6mm・開いて12.1mm)から1年でここまで飛躍するとは想像してなかったといいます。手にとってたっぷり5分ほどは、ただその薄さと軽さに驚いていただけで終わったとのこと。

折りたたんだ状態で厚さ8.9mm。通常スマホのGalaxy S 25 Ultraは8.2mmがすぐそこに見える薄さです。それどころか、Z Fold7は重さ約215gで、S 25 Ultraよりも3g軽いからね!

開いた状態ではなんと4.2mm。薄さにコミットしたはずのGalaxy AS 25 Edgeが5.8mmなので、立場ないなと心配になるほど。

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閉じたとき外側にくるカバースクリーンは6.5インチ(アスペクト比21:9)。開いた大きめスクリーンは8インチ(前モデルの6.3・7.6インチよりUP)。

一部の人にとって非常に残念なのは、S Pen非対応になったこと。サムスンいわく使っている人が少ないことが理由だそう。

耐久性UP

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カバーディスプレイはFoldシリーズ初となるCorning Gorilla Glass Ceramic 2を、背面ガラスパネルはGorilla Glass Victus 2とタフなガラスを採用。ボディ自体もAdvanced Armor Aluminum採用で、耐久性が向上しています。また、メインディスプレイ自体は前モデルより薄くなったものの、チタンプレートを採用し構造的に強化、ガラス業面自体は50%分厚くしたといいます。

…ただし、消費者の気持ちとしてあ、めちゃくちゃ薄いことでギュッとしたらポキッといきそうな不安はあります。

広角カメラ2億画素

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リアカメラはトリプルで、200MPの広角メインカメラ、12MPの超広角、10MPの望遠。メインディスプレイとカバーディスプレイには、それぞれ10MPのセルフィーカメラあり。

注目は200MPの広角、前モデルの50MPから大きく飛躍しています。広角だけはGalaxy S25 Ultraに並びます。

ProVisual engineを採用で暗所撮影でも、明るさ、コントラストに自信ありだそう。

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チップはQualcommのSnapdragon 8 Elite。メモリは12GB/16GB、容量は256GB/ 512GB/ 1TB。バッテリーは前モデルと同じ4,400mAhですが、電力効率化でバッテリーもち自体は1時間UPの微増。

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AI機能も強化されているものの、今回の発表ではそこまで推されていなかった印象。Gemini AIチャットボットの表示方法が画面分割やポップアップなど多様に。また、マルチモーダルにも対応。

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ブルーシャドウ・ジェットブラック・シルバーシャドウの3色に加え、サムスンオンラインストアでは限定カラーのミントも展開。価格は26万5750円から

7月17日(木)予約スタート。8月1日(金)発売です。

Source: Samsung

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