「石川家にとって良い日」 石川遼&航がツアー28年ぶりの兄弟首位発進

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(10日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)◇曇り(観衆2308人)

2025年の男子ツアー初戦が開幕し、ツアー20勝の石川遼、弟で25歳の石川航、未勝利の石坂友宏が6アンダー首位で滑り出した。遼は7バーディ、1ボギー、航は8バーディ、2ボギー、石坂は6バーディでそれぞれ「65」で回った。

石川兄弟が同じフィールドでプレーするのは昨年「フジサンケイクラシック」以来17回目。日本ゴルフツアー機構(JGTO)によると、男子ツアーで兄弟が首位に並ぶのは1997年「カシオワールドオープン」(第1ラウンド)での尾崎将司直道以来28年ぶりとなる。

兄の遼は「石川家にとっては良い日ですし、うれしい」と話す。一方で「ただ、4日間終わらないと分からないので。これからですよね」とツアー9人目の21勝目へよそ見はしない。

1打差の5アンダー4位に昨季賞金ランキング6位の木下稜介、ツアー2勝の米澤蓮、同1勝の片岡尚之、未勝利の上井邦浩竹山昂成内山遥人生源寺龍憲

2打差の4アンダー11位に竹安俊也小袋秀人大澤和也勝俣陵勝亦悠斗山脇健斗が続く。

昨季2勝の岩田寛が3アンダー17位。通算19勝の谷原秀人が2アンダー31位。

元賞金王の比嘉一貴、通算2勝の河本力、14年大会覇者の宮里優作は1オーバー85位。23年大会覇者の今平周吾3オーバー114位と出遅れた。

主催者推薦枠で出場する“女子初”の男子ツアープロ、寺西飛香留は1バーディ、7ボギー「77」でプレー。6オーバー125位で初日を終えた。

<上位成績> 1T/―6/石川遼石川航石坂友宏 4T/―5/木下稜介米澤蓮片岡尚之上井邦浩竹山昂成内山遥人生源寺龍憲 11T/―4/竹安俊也小袋秀人大澤和也勝俣陵勝亦悠斗山脇健斗

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