【侍ジャパン】大谷の“世界一受けたい授業” ベネズエラ戦前にライブBPでMLBトップレベル教えた

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す侍ジャパンの大谷翔平投手(31)は12日(日本時間13日)、ローンデポ・パークでの公式練習でライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。4イニング想定で59球を投げて7奪三振。見学したチームメートらにMLBトップレベルの球を披露した。14日(同15日午前10時開始)のベネズエラとの準々決勝以降も改めて打者専念を強調し、後輩投手陣の活躍に自信を示した。 【画像あり】人気モデルが絶賛!真美子夫人のシースルー“ブラックコーデ”  全体練習前の午前10時過ぎ。まばらなグラウンドで大谷は今春から本格的に取り入れる遠投で準備し、大会期間中に侍ジャパンのユニホームを着て公の場では初めてマウンドに上がった。  最初に迎えた森下から外角直球で見逃し三振を奪った。若月、中村悠、坂本の3捕手全員に投げて1イニングごとにベンチに戻る実戦想定。4イニング相当で計59球を投げた。小園、中村悠のバットをへし折るなど安打性2本に抑え、最速157キロを計測。「大会と同時進行しながら自分の調整も進めてきた。今日も4回60球ぐらい投げて、ボリューム(量)もクオリティー(質)もしっかり出せた。シーズンに向けていい準備ができている」と充実感をにじませた。  メジャーのシーズン開幕へ向けた投手調整を進めた中、DH登録で臨む今大会で登板する可能性を改めて否定した。「今のところはない。それが球団(ドジャース)との約束でもあるし、快く送り出してくれた球団に対しての誠意。オフェンス面でしっかりとまずは貢献できれば」。打者専念の姿勢を強調した上で続けた。  「僕が投げなくても素晴らしい投手がいる。僕自身も凄く自信を持っているところ。他の国の方々に(日本の)若く素晴らしい投手がいるところをまた見せられることも、僕個人として凄く楽しみにしている」  背後から見守る大勢、種市、隅田、北山、金丸ら若手投手にメジャーでトップクラスの球を披露して“手本”を示すと同時に、14日(日本時間15日)のベネズエラとの大一番へ力強く背中を押した。2月下旬の合流から3週間の時間を共有。侍投手陣の実力を確信し、自分が投げなくても再び頂点に立つ瞬間を思い浮かべた。  一方で「(投手陣に)ケガが何人出るかは全く予想できないことではある。(登板の可能性が)全くのゼロっていうことは何事においても言いたくはない」とも付け加えた。WBC技術委員会の事前承認がない限り野手の登板は認められない。「ゼロ」と言い切らないのは大谷の最大限の“誠意”であり、二刀流の矜持(きょうじ)だった。(柳原 直之)  以下、大谷の一問一答。   ――1次ラウンドで村上に助言する場面があった。  「アドバイスというより、みんなとバッティングについて話す中で質問されたことに答えている。自分から逆にどういう感じで打っているのか質問する時もある。みんなで考えをシェアしてる感じ」  ――ローンデポ・パークでは前大会で優勝を決め、24年に「50―50(54本塁打、59盗塁)」も達成した。   「いい思い出が多くある場所。今日も奇麗な素晴らしい球場だなと思って投げていた。あす打撃練習をすると思うが、打席から見える景色もまた違うんじゃないか」  ――他国との野球の違いを感じるか。  「ベンチの雰囲気、セレブレーションの雰囲気は各国で色があって面白い。野球をやるという意味では僕らにとっては、それは言語みたいなところはあると思う。コミュニケーションを取っていければ素晴らしい大会になると思う」  ――23年チームとの違いは。  「(井端監督は)冷静にゲームを俯瞰(ふかん)してみるタイプの監督なのかなと。強い言葉で選手を鼓舞するタイプではない。選手は自立して管理ができてる選手が多いなという印象。一人一人が自分のキャプテンであり、チームのリーダーだという認識が一番大事。そういう選手が集まっているなと思う」

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