【日本ハム】ソフトバンクに連勝で単独2位浮上&貯金2!山﨑福也5回81球自責0で今季初勝利 東浜から水野がスクイズ 田宮1号ソロ
■プロ野球 ソフトバンク 1ー6 日本ハム (30日 みずほPayPay) パ・リーグ2位タイ・日本ハムは最下位・ソフトバンクに連勝で貯金2。2位タイ・楽天が西武に敗れたため、単独2位に浮上した。試合は4回にソフトバンク先発・東浜に対し清宮幸、万波、石井の3連打で2点を先制し、なおも1死一、三塁から水野のスクイズ(記録は犠打失策)で3点目を入れた。その裏、先発・山﨑福也がセカンド・石井の失策により1点を失ったが、終盤の7回に1点、8回に田宮の1号ソロや松本剛の適時打で2点を入れ、リードを広げた。 スタメンは大幅変更。1番DH・吉田、2番レフト・水谷、3番センター・淺間、4番ファースト・野村、5番サード・清宮幸、6番ライト・万波、7番セカンド・石井、8番キャッチャー・田宮、9番ショート・水野を組んだ。 初回の攻撃は相手先発・東浜に対し、吉田が遊飛、水谷が投ゴロ、淺間が空振り三振に倒れる。 先発は山﨑福也(32)、前回登板の4月19日・オリックス戦(京セラD大阪)では5 1/3回 70球、被安打7(本塁打1)、奪三振1、与四球1、2失点(自責2)の内容で勝ち負けつかず、0勝1敗、防御率1.86で今季4先発目。昨季ソフトバンク戦に6先発し、3勝1敗、防御率3.71。うちみずほPayPayで3先発し、1勝(0敗)も防御率3.94は球場別で最も相性が悪かった。 山﨑福也は、笹川を左飛、今宮を二直、栗原を二ゴロと10球で抑える上々の立ち上がり。 打線は2回、1死から清宮幸が四球、万波は凡退し石井が右前安打で繋いだが、田宮が中飛。3回は1死から吉田が中前安打で出塁も、水谷、淺間が中飛に打ち取られた。 2回を3者凡退とした山﨑福也は3回、先頭の柳町に山﨑福也のグラブを襲う投内安打も、廣瀨隆を遊ゴロ併殺打、佐藤直にセンターオーバーの三塁打を浴びたが、笹川を三飛に抑える。 4回、1死から清宮幸が中前安打で出塁すると、万波が初球の内角低めのシンカーを右中間に運び、適時二塁打で1点先制。続く石井も2球目のシンカーを右翼線へ運び、適時二塁打で2-0。田宮がショート・今宮のファンブルで出塁し1死一、三塁とすると、水野が初球からセーフティースクイズを仕掛け、ホームへのグラブトスを試みたピッチャー・東浜がファンブル。その間に三塁走者・石井が生還し、3-0と突き放した。 4回の山﨑福也は、先頭の今宮に四球、栗原に右前安打、山川を中飛も、中村に2球目の内角高めツーシームを捉えられると、セカンド・石井が後逸。その間に今宮が生還し、3-1。5回は2死から佐藤直に四球を出したが、笹川を左飛に打ち取った。 5回は4回途中から登板していた2番手・松本晴に対し、1死から野村が右中間を割る二塁打、清宮幸は遊飛も万波に敬遠で2死一、二塁としたが、石井が二飛に打ち取られる。6回は3番手・藤井に対し、田宮が中前安打も、水野が中飛、吉田が遊ゴロ、水谷が空振り三振に倒れた。 山﨑福也は、5回81球、被安打3、与四球2、1失点(自責0)で今季初勝利の権利を持って降板。6回は2番手・生田目が3人で締めると、7回は3番手・池田が2死から柳町に中前安打も、廣瀨隆を三ゴロ。 7回、ソフトバンク4番手・ヘルナンデスに対し、先頭の淺間がフルカウントから四球、盗塁を決め、野村の二内安打で無死一、三塁とすると、清宮幸の一ゴロ併殺打の間に1点加え4-1。 8回にもソフトバンク5番手・津森に対し、1死から田宮がフルカウントから8球目の高め直球を振り抜き、右翼席への今季1号ソロで5-1。さらに水野がセンターオーバーの二塁打を放つと、吉田は空振り三振も松本剛が2球目の低めスライダーを叩き、左中間を割る適時二塁打で6-1。淺間の代打・若林も中前安打でつないだところでソフトバンクは6番手・尾形にスイッチ、野村が四球で満塁も清宮幸が空振り三振に倒れた。 8回は4番手・柳川が2死から今宮に死球を与えたが、栗原を中飛に打ち取る。 9回の攻撃は2イニング目の尾形に対し、2死から田宮が四球も水野が中飛に終わる。その裏、5番手・齋藤が4番からの好打順を無得点に抑え試合終了。山﨑福也が5回81球、被安打3、1失点(自責0)で今季初勝利(1敗)を挙げた。