BYDのPHEV1号車はシーライオン6確定!? 価格と燃費次第でプラグインハイブリッドのゲームチェンジャーに!

/ ジャパンモビリティショー

 BYDが「Japan Mobility Show 2025」で公開する乗用車のジャパンプレミアモデル3台を発表した。注目はプラグインハイブリッド(PHEV)日本第1号車となりそうな新モデル「BYD SEALION 6 DM-i」。価格と燃費次第では、日本市場に大きな衝撃を与える一台となりそうだ!

文:ベストカーWeb編集部/写真:BYD

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PHEV日本第1号車と予想されるシーライオン6

 BYDは日本の乗用車市場参入から3年を迎え、このタイミングで新たなPHEVモデル「BYD SEALION(シーライオン) 6 DM-i」を日本初披露する。かねてからBYDはPHEVの日本導入をアナウンスしており、このモデルが第1号車となることがほぼ確定的となってきた。

 シーライオン6は全長4775mm、全幅1890mm、全高1670mmというサイズのSUV。BYDが誇る高効率バッテリーと電気モーター、そして1.5リッター自然吸気エンジンを組み合わせた独自の「DM-i(Dual Motor Intelligence)」システムを搭載。バッテリーとエンジンを高度に制御し、経済的でありながら爽快な走りを両立させている。

 BYDは2008年に世界初のPHEV量産化に成功しており、そのノウハウを惜しみなく注ぎ込んだモデルといえる。BEV(電気自動車)の航続距離に不安を持つユーザーにも刺さる、まさに“ちょうどいい電動クルマ”といえるだろう。価格と航続距離次第ではPHEVの「台風の目」になりうる。

最高速度496.22km/hを叩き出したU9 Xtremeも展示される

 さらにBYDは、ミッドサイズBEV「BYD ATTO 3」の改良版も公開する。2025年春の上海ショーでお披露目されたモデルで一新された内外装に注目。470kmの一充電航続距離と取り回しの良いサイズ感で、日本でもすでに累計2500台を販売した人気モデルがどう変わったのか注目だ。

 そして注目の的となるのが、BYDの最高級ブランド「仰望(ヤンワン)」が誇るスーパースポーツカー「YANGWANG U9」。9月にベースモデルをチューニングした「U9 Xtreme」がEV世界最速記録の496.22km/hを樹立したことで話題を呼んだ。

 ショー会期中は、U9の電子制御サスペンションの緻密な動きを見える化した“ダンスパフォーマンス”も予定されており、技術とエンタメの融合を感じさせるステージになりそうだ。

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