徳島県民が見た「東京上野ライン」の電光掲示板に違和感 「同じことを思っています…」「来た時は『ハズレ』」
「短い」だと…? ! 徳島県民が都会の駅ホームで感じた違和感が、X上で話題になっています。 ◆【写真3枚】徳島県民には“短い”が違和感「川崎駅の電光掲示板」を見る 投稿したのは、「@always_rain3」さんです。 当ポストは執筆時点で1161万8000件を超えて表示されており、「同じことを思っています…」「来た時は『ハズレ』な気分です!」といったコメントが寄せられています。 記事の中では、JR各社の旅客運輸収入と営業キロについてもご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。 ※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「田舎者ですみません。 "短い10両編成"ってなんですか」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。 そこに収められていたのは、東海道本線川崎駅で撮影された、上野東京ラインの電光掲示板でした。東京方面へ向かうため列車を待っているときに、偶然見かけた電光掲示板を何気なく投稿した、投稿主の@always_rain3さん。 投稿主さんは徳島県出身&在住で、1〜2両編成が一般的な環境で過ごしているそうです。 もちろん、「なぜ短いのか、短いと書かれている理由は理解」しているものの、「地元では長くても4両ほどのため、10両はとても長いものと認識しており、毎回見るたびに少し違和感を覚えます」と話してくれました。 そんな、都会では当たり前でも慣れない人には違和感のある電光掲示板は、SNSで大きな反響を呼びました。
ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には ・「同じことを思っています…」 ・「ほんとこれ。短い2両編成、長い3両編成に日々揺られています」 ・「10両が来た時は『ハズレ』な気分です! さらにグリーン車があるとそのうちの2両がグリーン車なので実質8両となり、めちゃくちゃ混みますよ」 ・「短い10両編成は地獄なんです…15両だと端のところは比較的空いてるけど、10両だと停止位置の関係でどこも混む」 など、同様に都会の電車の長さにたじろぐ声から、10両の短さの現実を教えてくれる声など、多くのコメントが寄せられました。 投稿の反響を受け、「皆様の様々な反応が見られて勉強になりました。私と同じように田舎出身の人だと10両は長いという認識ですが、東海道本線をよく利用する人から見れば10両は短い、ハズレという感覚なんだなと思いました」と振り返る投稿主さん。 また、「鉄道会社によって車両数も異なるので、都会の人でも10両は長いという意見もありました」と、人によって捉え方が違う点を感じられたそうです。
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ここからは記事の話題にちなんでJR各社の旅客運輸収入と営業キロについてご紹介します。 国土交通省が毎年発表している令和4年度の「鉄道統計年報」によると、JR各社の旅客運輸収入は以下のようになりました。 ・北海道旅客鉄道:585億8040万9000円 ・東日本旅客鉄道:1兆4317億6257万5000円 ・東海旅客鉄道:1兆699億7878万6000円 ・西日本旅客鉄道:6945億4122万3000円 ・四国旅客鉄道:177億6036万円 ・九州旅客鉄道:1214億4490万6000円 続いて、JR各社の旅客についての営業キロは以下のようになりました。 ・北海道旅客鉄道:2372.3キロ ・東日本旅客鉄道:7302.2キロ ・東海旅客鉄道:1970.8キロ ・西日本旅客鉄道:4903.1キロ ・四国旅客鉄道:853.7キロ ・九州旅客鉄道:2342.6キロ 旅客運輸収入、営業キロとも最も多いのは、JR東日本です。その後、旅客運輸収入はJR東海、JR西日本が、営業キロについてはJR西日本、JR北海道が続きます。 興味深いのはJR北海道ではないでしょうか。旅客運輸収入が6社中5位であるのに対し、営業キロは3位になっています。つまり、1キロあたりの利益が低い傾向にあることがわかりますね。 いかがでしたでしょうか。今回はXで話題になっている「都会あるあるな駅の電光掲示板」をご紹介しました。
・@always_rain3 投稿1本目 ・@always_rain3 投稿2本目 ・国土交通省「鉄道統計年報(令和4年度)」
LIMO編集部