台風3号発生へ…気象庁の予想進路、米軍やヨーロッパの見方は 2025年7月2日午前9時の実況
気象庁の2025年7月2日正午の実況によると、小笠原近海にある熱帯低気圧が24時間以内に台風に変わる見通し。発生すれば台風3号になる。気象庁の進路予想に加え、米軍合同台風警報センター(JTWC)とヨーロッパ中期予報センターの見方も参考に調べた。
気象庁の進路予想
台風3号に変わるとみられる熱帯低気圧は7月2日正午現在、小笠原近海にあり北北西へ1時間に15キロの速さで進んでいる。3日正午には父島の東約280キロまで進み、すでに台風に変わっているとみられる。同時刻時点の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。台風は北に進み4日午前9時には小笠原近海に位置。同時刻時点の中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルの見込み。
その後、北東寄りに進路を変えて日本の東をカーブするように進むとみられ、7日午前9時時点では日本の東でほぼ停滞しているとみられる。
米軍(JTWC)の見方
米軍合同台風警報センター(JTWC)によると、台風3号に変わるとみられる熱帯低気圧は気象庁同様、北北西に進んだ後、北東寄りにカーブして日本の東を進むとみている。本州に接近する可能性は少ないとみているようだ。勢力が最も強まるのは5日、6日ごろで中心付近の最大風速は28メートルとみている。
中心付近の最大風速
7月2日午前9時:15メートル 7月2日午後9時:18メートル 7月3日午前9時:18メートル 7月3日午後9時:21メートル 7月4日午前9時:23メートル 7月5日午前9時:28メートル 7月6日午前9時:28メートル
7月7日午前9時:23メートル
ヨーロッパ中期予報センターの見方
リアルタイムの気象情報を提供するチェコの企業「ウィンディ・ドットコム」では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって提供された解析気象データを基に台風の10日先までの動きを、アニメーションを使い視覚的に分かりやすく知ることができる。画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生される。
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