クラウドのその次へ。わずか306gのポータブルなNASがデータ管理の常識を覆す(ギズモード・ジャパン)
最近は、さまざまなメーカーからNASが発売されていますが、UnifyDrive UT2はそのなかでも群を抜いて小型です。ちょっと大きめのモバイルバッテリー程度の大きさで、重さは306g。手にすると思っている以上に軽く感じます。 本体はSSDスロットが2本あり、最大8TB×2の16TBまで容量を拡張できます。あ、SSDは自分で用意する必要がありますのでご注意を。 駆動に必要な電力は33W。これならモバイルバッテリーでも給電可能です。そしてそして、なんと最大30分の駆動が可能なバッテリーが内蔵されています。主な目的はUPS(無停電電源装置)ですが、万が一電源のないところで使用したいというときにも役立ちます。
本体には豊富なポートが用意されています。HDMI、イーサーネット、電源用のUSB-Cポート、反対側には、USB-Aポート、USB-Cポート、SDカードスロット、CFxpress Type A/Bスロットがあります。 PCとUSB-Cケーブルで接続すれば、ポータブルストレージとしても利用できますし、SDカード/CFxpressカードリーダーとしても使えます。 PCと接続していなくても、単体でSDカード/CFxpressカードを差し込み、SSDにデータを保存するということも可能です。 また、Wi-Fi 6に対応するほか、独自のAP(アクセスポイント)機能も内蔵されているので、ネットワーク環境のないところでもワイヤレスでデータの閲覧や共有が可能です。 …なんだろう? すごく可能性を感じるんですけど。クラウドストレージサービスを常に持ち歩けるって考えるとわかりやすいかもしれません。しかも、ネットワークがないところでも使えるって、無敵すぎやしませんか。 本体の側面と底面には放熱用のスリットががっつりあります。放熱対策もバッチリですね。