ウクライナ南部オデーサに無人機攻撃、2人死亡・15人負傷 火災発生
5月1日午前、ウクライナ南部の港湾都市オデーサがロシアのドローン(無人機)攻撃を受け、2人が死亡、15人が負傷した。写真は、攻撃を受けた現場。同日、オデーサで撮影。ウクライナ国家非常事態局報道部提供(2025年 ロイター)
[キーウ 1日 ロイター] - ウクライナ南部の港湾都市オデーサが1日午前、ロシアのドローン(無人機)攻撃を受け、2人が死亡、15人が負傷した。攻撃により火災が発生し、インフラに被害が出ている。現場の救急隊が明らかにした。
オデーサ州のキペル知事は「敵の攻撃により、高層住宅、民家、スーパーマーケット、学校、自動車が損傷した」とテレグラムに投稿。「一部で火災が発生し、消火活動が行われている」と述べた。
ウクライナの国営鉄道会社ウクルザリズニツャは線路や貨車などに被害が出たとし、復旧作業を進めていることを明らかにした。
ウクライナ空軍は、ロシアが弾道ミサイル5発とドローン170機を発射したと発表。このうちドローン74機を撃墜したほか、別の68機も目標に到達しなかった。他のドローンや弾道ミサイルについては詳細を明らかにしていない。
ウクライナ第2の都市ハルキウのテレホフ市長は、市内中心部のガソリンスタンドがドローン攻撃を受け、火災が発生したと述べた。
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