Nintendo Switch 2店頭販売がXで話題! 任天堂が抽選販売から方針転換した狙いとは? #エキスパートトピ

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
(写真:ロイター/アフロ)

 話題のゲーム機『Nintendo Switch 2』のゲリラ店頭販売が始まっていると、6月20日からXで話題となり、本日21日にはトレンドにも入る事態となっています。

 ヨドバシカメラやTSUTAYAなどの大手量販店で、通常版とマリオカートワールドセットの両方が販売されているとのことです(ヨドバシはブラックカードが必要との情報も)。

ココがポイント

「Switch 2」第5回抽選販売へは“自動移行せず”(中略)5回目では方針を変えるようだ。出典:ITmedia NEWS 2025/6/17(火)

TSUTAYAやコストコなどの一部店舗において、Nintendo Switch 2の店頭販売が始まっていた出典:ASCII.jp 2025/6/20(金)

TSUTAYA小山城南店@TSUTAYAjyonan

「Nintendo Switch 2」の先着店頭販売が、ヨドバシカメラ各店で開始され話題となっている出典:スニーカーダンク 2025/6/21(土)

エキスパートの補足・見解

 任天堂公式による『Nintendo Switch 2』の抽選販売は6月17日に第4回の当落発表がありましたが、このときに第5回には自動移行しないともあわせて発表されていました。

 この時点で「第5回は抽選参加条件などに変更があるのではないか」と予想されていましたが、まさかの店頭販売です。店舗によっては会員である必要があるようですが、「あれば買える」という店舗もあるとXでは報告されています。

 これまでの抽選販売方式、とくに任天堂公式だと抽選に参加するには厳しい条件をクリアする必要がありました。しかし、店頭販売が始まったことで新規のユーザーも運が良ければ買えることになります。

 任天堂としては、やはり既存ユーザーだけではなく新規のユーザーにも『Nintendo Switch 2』の購入機会を与えたいのでしょう。

 一方でこの方法は、いまも抽選販売に参加している熱心なファンからの怒りを買ってしまう恐れもあります。このあたりは任天堂のマーケティング戦略ですから筆者のような素人が口を出せる分野ではありませんが、良い見方をすれば店頭販売ができるほどに出荷台数を確保できていると言えるのかもしれません。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は [email protected] まで

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