スマホを欲しがる子どもに親が抱く「最大の懸念」を根本解決したスマホ登場(CNET Japan)
子どもにスマートフォンを持たせることへの最大の懸念の一つは、ネット上に氾濫する裸や性的なコンテンツに触れてしまうことだろう。さらに深刻なのは、子ども自身がそうした画像や動画を撮影し、拡散してしまう危険性だ。 フィンランドのHMD Globalは、子どものスマホ利用をより安全にする「Better Phones Project」を進めてきた。 その最新の成果として発表されたのが、新機種「HMD Fuse」だ。この端末にはAIを用いた安全機能が組み込まれており、裸の撮影や送信を防ぐだけでなく、性的な画像を保存したり閲覧したりすることもブロックできる。ライブ配信中でも例外はない。 HMD Family担当副社長のジェームズ・ロビンソン氏は「これは単なる製品ではなく、安全網であり、私たちの意思表明であり、対応策でもある」と話す。 この仕組みを支えるのが、サイバーセキュリティ企業SafeToNetが開発したAI「HarmBlock Plus」だ。2200万枚以上の有害画像をもとに訓練され、端末のカメラを含むシステム全体に組み込まれているため、削除や回避はできない。オフラインでも動作し、個人データを収集しないのも特徴だ。 SafeToNet創業者リチャード・パーシー氏は「HarmBlock Plusは外すことも、だますことも、迂回することもできない。VPNを含むすべてのアプリで作動し、抜け道は存在しない」と強調する。 さらに、今年3月のMWCで披露された「Fusion X1」と同様に、親が子どもの利用を管理できるペアレンタルコントロールも搭載する。成長に合わせて制限を徐々に緩和できる設計だ。 Fuseはまず英国のVodafoneから発売される。英国では新たに施行された「オンライン安全法」により、未成年が有害コンテンツにアクセスしないよう厳格な年齢確認が義務づけられている。価格は月額33ポンドで、端末代として30ポンドを初回に支払う。今後はオーストラリアを皮切りに各国へ展開される予定だ。(国内編集部注:日本での展開予定に言及はない) この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。