中国、米英貿易協定を批判 英供給網から排除される可能性指摘=新聞
中国は米国と英国が締結した貿易協定について、中国製品を英サプライチェーンから排除する手段として利用される可能性があるとして、批判的な立場を表明した。写真はホワイトハウスで英国のマンデルソン駐米大使と握手を交わすトランプ米大統領。8日撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)
[13日 ロイター] - 中国は米国と英国が締結した貿易協定について、中国製品を英サプライチェーンから排除する手段として利用される可能性があるとして、批判的な立場を表明した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が13日報じた。
トランプ米大統領とスターマー英首相は先週、二国間貿易協定での合意を発表。米国は英国からの輸入品に対する10%の基本税率を維持するが、英国は米製品に対する関税率を5.1%から1.8%に引き下げ、米製品の市場アクセスを拡大する。 もっと見る
中国外務省はFTに対し、国家間の協定は他国を標的にすべきではないというのが「基本原則」と強調。「国家間の協力は、第三国の利益に反する、もしくは利益を損なう形で行われるべきではない」という認識を示した。
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