石川祐希「自分たちはまだ強くない」 バレー男子日本代表イタリア戦
毎日新聞 2025/9/7 20:55(最終更新 9/7 20:55) 有料記事 2154文字
【日本-イタリア】第4セット、ボールを拾う石川祐希=千葉県船橋市のららアリーナ東京ベイで2025年9月7日、平川義之撮影
バレーボール男子日本代表は7日、千葉県船橋市のららアリーナ東京ベイでイタリアとの世界選手権壮行試合の最終戦に臨み、1-3で敗れた。世界選手権は12日からマニラで開催される。
石川祐希選手(ペルージャ)はフル出場し、両チーム最多の20得点を挙げた。
試合後の主な談話は次の通り。【小林悠太】
「今のメンバーは熱いというか…」
<この試合で得た収穫、良かった点は>
ディフェンスがはまっていたり、(意図的にスパイクを相手ブロックに当てて緩い球を返す)リバウンドからの攻撃が取れたり、長いラリーをしっかりと得点にできたりしている時は僕たちに流れがありました。
そうではなく、プレーが単発で終わってしまう時、スパイクのミス、ブロックにシャットアウトされる時は、相手に流れが行きがちでした。
1本から連続失点をしてしまう。(失点の)次のプレーで続けて他のプレーが悪くなったり、ミスが増えたりというケースが多かったです。大量にリードされることもありました。
(日本が取った)3セット目はそこが改善できてきたと思います。
(悪い)流れを1個ずつ切ることがもうちょっと必要だと思います。
<第4セットは6点をリードしていましたが追いつかれてジュースの末に競り負けました>
レセプション(サーブレシーブ)のミスがありましたし、ハイボール(レシーブが乱れた状況での高いトス)も単発で打ってしまっていました。
4セット目に関しては相手というよりこちらのミスが15点以降に目立ちました。
そういうミスが増えれば増えるほど、やはり勝つ確率は減ってしまいます。
(ジュース以降は)流れが悪い中でも耐えていましたが(セットを)取り切れるようにしなければいけないです。
<劣勢の展開でのコート内の雰囲気は>
そこは僕も…