JFL滋賀が県内初のJクラブへ入れ替え戦先勝!! 沼津はJ3残留へ1点ビハインドでホームの第2戦へ

　J3・JFL入れ替え戦は7日に第1戦を開催し、レイラック滋賀FC(JFL2位)はアスルクラロ沼津(J3最下位)をホームに迎えて3-2で勝利した。運命の第2戦は今月14日に沼津のホームで行われる。

　試合は開始3分、滋賀が動かした。MF小泉隆斗が蹴った右CKをGKジローン・ゲギムが処理しきれずファーサイドに流れると、DF西山大雅が右足でゴールに突き刺して先制点を奪った。

　それでも沼津は前半13分、MF鈴木拳士郎のポストプレーからペナルティエリア右で引き取ったFW白輪地敬大がゴールに流し込んで同点。白輪地は24歳の誕生日を自ら祝うバースデーゴールになった。

　それでも再び10分後の前半23分、滋賀がまたも小泉のCKからMFロメロ・フランクのヘディングシュートで勝ち越しに成功。滋賀は2-1でリードして前半を終了した。

　追いかける沼津は後半14分、MF森夢真が速攻から縦に仕掛けてシュートを放つもミートできない。そのままビハインドの状況が続いて終盤に突入した。だが同29分、DF沼田航征のクロスをFW川又堅碁が頭で合わせて追いついた。

　第1戦から点の取り合いとなった一戦は後半36分、滋賀が3点目を奪った。ペナルティエリア付近での混戦からFW人見拓哉が左足を振り抜くと、これはGKに阻まれたもののこぼれ球をFW三宅海斗が押し込んで勝ち越し。そのままタイムアップを迎え、滋賀が県内初のJクラブへ弾みとなる先勝を収めた。