4年ぶりに買い替えたApple Watch 11はバッテリーとディスプレイ仕様がお気に入り

 Apple Watch 11を購入しました。これまでApple Watch 7を使っていたため、4世代ぶりのアップデートとなります。といっても、初めて購入したApple WatchがApple Watch 7だったため、初めての買い替えでもあります。

旧モデルの充電器も使えるのがいい

 買い替えを決めた最も大きな理由は、バッテリー持続時間が伸びた点です。Apple Watch 7は最大18時間駆動となっており、朝から着用し、睡眠計測まで行おうとすると、1日2回の充電が必要になります。

 隙間時間に充電するルーティーンができていれば、そこまで苦慮することもないのでしょうが、仕事柄不規則な生活をするタイミングがあったり、長時間飛行機に乗ると、どうしても電池が切れてしまうことがあります。

 そのため、「バッテリー持続時間が伸びたら買い替える」と各所でのたまっていた事実もあり、今回は購入を決断しています。

 Apple Watch 11は、最大24時間の連続駆動に対応。単純に、朝から着用しても、翌朝まで持つことになるので、6時間の差は、メンタル的にも非常に大きいです。「今日は朝まで飲んじゃうか!」といった、突発的な夜ふかしを行なっても、始発で帰れば電池は残っているため、モバイルSuicaも使えて便利。

新色のスペースグレイを購入
バンドはミラネーゼループのスレート

 やはり、バッテリー持続時間は、スマートウォッチの使い勝手を大きく左右させるポイントだと、あらためて感じています。

 市場を見れば、最大1週間、最大2週間とバッテリーが持つスマートウォッチもあります。もちろん、基本的には長ければ長いほど便利ではありますが、1日1回の充電であればルーティーンが組みやすく、使いやすさはかなり増しています。

 バッテリー持続時間が伸びたことにあぐらをかき、充電をサボってしまった日もありますが、充電速度が非常に速いので、すぐにフル充電になります。

 ただし、やはり最大24時間となると、出張時などには充電器が必要になります。明確な弱点ではあるものの、Apple Watchシリーズは、過去モデルの充電器をそのまま使いまわせるのが、ありがたいポイント。新しい充電器は自宅用、古い充電器はカバンに入れて持ち運び用にすることで、荷物が増える以外の難点はなくなります。

 過去モデルの充電器やバンドがそのまま使えるのは、Apple Watchの大きな利点ですし、「次もApple Watchを買おう」と思わせてくれるポイントでしょう。

 バッテリー持続時間に着目をするのであれば、Apple Watch Ultra 3という選択肢も頭をよぎりましたが、12万9800円(Apple Store)という販売価格に日和ってしまいました。Apple Watch 7でも、耐久性やディスプレイサイズ、ワークアウト機能等に不満があったわけではありません。

 一方、Apple Watch SE 3は、バッテリー持続時間がApple Watch 7から変わっていないので、Apple Watch 11が自分にはぴったりだと感じています。

 購入したのは、Apple Watch 11のセルラーモデルで、アルミニウム素材、新色のスペースグレイとなります。光の当たり方次第で、明るいグレーにも、暗いグレーにも見える、金属っぽい色合いがお気に入り。クセのない色なので、さまざまなバンドと相性が良さそうなのもいいですね。

 同梱される初期バンドは、色味に合わせ、ミラネーゼループのスレートをチョイスしています。

 実際にApple Watch 11を使っていて、特別便利になったポイントは、ディスプレイの視野角が広がり、斜めからの視認性が向上している点。これはApple Watch 10から改善されたポイントではありますが、Apple Watch 7と比べると、見やすさは格段に上がっています。

斜めからの視認性が高いのが魅力

 ディスプレイをしっかり確認し、各種操作を行うタイミングではなかなか感じにくいアップデートポイントですが、仕事中、タイピングを行いながら、Apple Watchに目線をチラッと向けるだけで、手首を返すことなく、時刻や通知の確認ができるのが便利です。

 Apple Watch 11の大きなアップデートポイントに、5G通信対応があります。対応するのは5G SAのみということもあり、接続できるタイミングはそこまで多くありません。

筆者の自宅でもタイミング次第では5Gに繋がった

 そもそも、iPhoneを持たず、Apple Watchだけをつけて外出するタイミングがどれほどあるのかと言われると、なかなか難しいところではあります。仕事のタイミングなどでは難しいですが、隙をみて、Apple Watchのみで外出する機会を作り、色々と試してみたいと思います。

製品名 発売元 実売価格 Apple Watch 11 Apple 6万4800円~

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