「30代なりの体調管理をしながら」今大会女子最年長34歳・伊藤亜由美が語る社会人が卓球を長く続けるコツ<全日本卓球2026>(Rallys)

<天皇杯・皇后杯 2026年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:2026年1月20~25日 場所:東京体育館(東京)> 大学卒業後、社会人として働きながら卓球を続ける伊藤亜由美(FRUITY)が、久しぶりに全日本選手権の舞台に立った。34歳での出場で今大会の女子では最年長だ。 大学時代以来の全日本出場を決めた本大会で挑んだ試合について、試合後に話を聞いた。

── 今の試合について、簡単にどんな感じだったかという感想をお聞かせください。 伊藤:小林りんご選手はめちゃくちゃ強かったです。なかなかこういうタイプのカットマンと戦ったことがなくて、カットがすごいキレていたり、フォアのラバーも表でちょっとやったことなくって、浮いたりドライブも全然入らなかったりしました。すごいやりづらかったですね。 自分から打たなきゃと思って行こうとするとキレすぎてて入んないですし、かといって粘ろうとすると打たれるので、どうしたらいいかわかんなくなりました(笑)。 ── 全日本の会場の雰囲気だったり、緊張感だったりはどんな感じでしたか? 伊藤:緊張は全然しなくて、久しぶりの東京体育館だし楽しもうという気持ちばかりでした。 もう出れたことが嬉しいっていう気持ちで正直来たので。 もともとあんまり緊張するタイプではないですし、夢の舞台でやれるんだっていう気持ちが嬉しくって楽しかったです。負けたんですけど。 ── 予選を通過した際の気持ちはいかがでしたか? 伊藤:めちゃくちゃ嬉しかったです。久しぶりに予選で出てみて、まさか通れると思ってなくて。 全部接戦でかなり苦しい試合でしたけど、なんとか代表なれたときはすごい嬉しくて。自分でもどっちかというとびっくりしたっていう感じでした。 ── 仕事との両立だったり、卓球と仕事のバランスはどんな感じですか? 伊藤:やっぱり学生の時みたいには練習ができないので、仕事してからだと疲れていることもありますし、なかなか練習時間が取れません。 特に仕事もシフト制なので、大会も出られなかったり、練習も思うようにはできなかったりします。 でもまずはもう30代なので、30代なりの体調管理をしながらやっています。練習量をこなせばいいという感じでもなくて、自分の中で調子上がってくれば無理せずやめるといった感じで練習してます。 ── 社会人は仕事が忙しくて卓球できなかったり、モチベーション維持も難しい中で、今回全日本出られてるってことですけど、長く卓球を続けるコツはありますか? 伊藤:やっぱり応援してくれる人がいることですね。 チームの人の応援だったり、卓球のつながりだったりがあるじゃないですか。練習も楽しいし、卓球を通じた人とのつながりが楽しいから続けていこうという気持ちになっているので、そこが一番大きいかなと。 ── 今後の卓球的な目標ってありますか? 伊藤:全国大会に出て、一回くらいは勝ちたいですね。 予選にももうちょっと前よりも出ようかなという気持ちにはなってるので、出れたら積極的に出場したいなと思ってます。 全日本に出るとなって練習量も増えて、ちょっと調子も上がりました。 大学時代も全国に行けば、負けて悔しくて今までは自信をなくしてましたけど、その気持ち自体が懐かしいというか。全国の壁は厚いなって改めて思いましたが頑張りたいですね。

<1回戦> 伊藤亜由美(FRUITY)1-3 小林りんご(青山学院大) 5-11/9-11/7-11

ラリーズ編集部

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