キンツア、大成功!しかし菱田正和総監督は謝罪、ルート5の秘密を明かす(イベントレポート)

アニメ「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」の“大ヒット御礼♡打ち上げ舞台挨拶”が本日10月1日に東京・新宿バルト9で開催され、一条シン役の寺島惇太菱田正和総監督が登壇した。

菱田総監督が謝罪、その理由は

6月27日に封切られ、興行収入10.8億、動員58万人を突破した「キンツア」こと「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」。これを記念した盛大な乾杯から舞台挨拶はスタートした。公開からの約3カ月を振り返り、寺島は「だいぶロングランですよね。日に日に新しい情報が出て、ルート5も開放されて。こんなに上映しながら作り続ける映画あるのかなって」と笑う。9月より上映されている“ルート5”の詳細やアローズのCGパートは知らなかったそうで、「収録当日に一瞬だけ(アローズの青葉ユヅル役の)豊永(利行さん)をお見かけした記憶があるんです。でも映画を観たらいらっしゃらなかったから、あれ、幻?と思ってました」と回顧する。

一方菱田総監督は開口一番「皆さん本当に申し訳ございませんでした!」と謝罪。「どうしてー?」「いいよー!」とファンから歓声が飛ぶ中、ルート5の「プリズム笑劇場」パートに関して「実はあれ、ダイジェスト版なんです。本当はもっとずっと長くて、10分近くあって。まだ(全部は)どこで観られるかわからない状態です」と説明する。またアローズの出演シーンについても「本当は皆さんに歌を届けたいと思っていたんですが、僕の力不足で今回歌わせることができなくて」と頭を下げつつ、「ただ、このバトンはきっと誰かが受け継いでくれるはず。お前らも圧かけろよー!」とファンをけしかけた。

前人未到の煌めきに溢れた10周年へ

本日は「打ち上げ舞台挨拶」ということで、全国のライブビューイング会場も対象の抽選会も開催。菱田総監督は抽選会で金沢の鑑賞者にプレゼントが当たったことに触れ、「金沢から僕、ずっと圧をかけられてるんです、来て来てって。俺は行きたいので、ちょっと待ってて!」とメッセージを送った。さらに「KING OF PRISM」10周年プロジェクトの始動と10周年記念ロゴも発表され、客席からは大歓声が沸き上がった。

最後に寺島は「もう10周年を迎えるということで。2016年にもこのバルト9さんで舞台挨拶をさせていただいて、そのときはとにかく『KING OF PRISM by PrettyRhythm』がより多くの人に届いてほしいという、その気持ちだけだったんですが、そこからもういろんなところに『キンプリ』の輪が広がっていって、『キンツア』でほかのプリティーボーイズたちも巻き込んで、もっともっと大きな輪になって、最高の状態で10周年を迎えられる。本当に想像できない未来を皆さんと作っていることを、僕としても貴重な体験だと思っています」と感謝を述べる。そして「この勢いで、誰も見たことがない、前人未到の煌めきに溢れた最高の10周年をみんなで迎えましょう!」と力強く呼びかけた。そして最後は「キンツア、大成功!」という盛大なコールで、10.8億というシリーズ最高の興行収入を祝した。

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「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」

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スタッフ

総監督:菱田正和脚本:青葉譲キャラクターデザイン:松浦麻衣シリーズゲストキャラクターデザイン:原将治、川島尚、斉藤里枝、満田一、戸田さやかCGディレクター:乙部善弘プリズムジャンプ原案:加藤大典音楽:石塚玲依サウンドスーパーバイザー:小島信人原作:タカラトミーアーツ、シンソフィア、エイベックス・ピクチャーズ、タツノコプロアニメーション制作:タツノコプロ配給:エイベックス・フィルムレーベルズ

製作:KING OF PRISM Project


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