ウクライナ大統領、ロシアの攻撃継続非難 「米ロ会談当日に殺人」

ウクライナ東部のドニプロペトロフスク州で15日、ロシアによる弾道ミサイル攻撃があり、同州のリサク知事によると1人が死亡、少なくとも1人が負傷したほか、火災が発生した。写真は7月、ドニプロで撮影(2025年 ロイター/Mykola Synelnykov)

[キーウ 15日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、この日に米アラスカ州で予定される米ロ首脳会談を前に、ロシアは依然としてウクライナへの攻撃を継続していると非難した。

ゼレンスキー氏は対話アプリ「テレグラム」に、「米ロ会談当日に彼ら(ロシア)は人を殺している。これは多くのことを物語っている」と投稿した。

ウクライナ東部のドニプロペトロフスク州では同日、ロシアによる弾道ミサイル攻撃があり、同州のリサク知事によると、1人が死亡、少なくとも1人が負傷した。

同州の州都ドニプロはウクライナ軍の兵站拠点として知られる。

ゼレンスキー氏は「戦争は続いている。ロシアがこの戦争を終結させる用意がある兆候も秩序もないからだ」と述べた。同時に、 この日のロシア軍による攻撃は失敗に終わったという見方も示した。

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