店名は「僕の妻の馳走」。情熱的なポテト屋で見かけた、ケニアの少し切ない日常【カンバ通信:第442回】

ジャンボ。今回は久々のポテ活レポート。

サザン・バイパス沿いを歩いていると、「マイ・ワイフ・デリカシー(僕の妻の馳走 / ちそう※)」という名前のレストランを見つけたんだ。

お店に入ると、スタッフがとてもにこやかに迎えてくれたよ。

「当店は初めてですか?」と聞かれたので「初めてだよ」と答えたら、なんと新規のお客さんにはサービスでソーダを1本プレゼントしているんだって! これには僕も、思わず顔がほころんでしまったよ。

それにしても気になるのが、この店名。「マイ・ワイフ・デリカシー(僕の妻の馳走)」。スタッフに由来を聞いてみたんだ。

すると、オーナーが奥さんのことを心から愛していて、その気持ちを込めて名付けたそうだよ。なんとも情熱的で素敵なお話だよね。

・驚きの「黄色いポテト」

僕はワクワクしながら、お昼ごはんにポテトを注文したんだ。お値段は100ケニアシリング(約115円)。

でも、運ばれてきたポテトを見て、少し驚いてしまった。

見た目がすごく黄色いんだ。それに、香りも僕が知っているポテトとはちょっと違っていたんだよ。

スタッフの話では、ポテトを黄色く見せるために特別なスパイスを使っているらしい。それが何なのかは、謎だったんだ。

正直な感想を言うと、僕の口にはあまり合わなかったかな。不思議な味のポテトというか、そんな感じだったんだ。

食べている間も、外では小さな子供たちが通りかかる大人に「ポテトを買って」と頼んでいる姿が見えて、なんだか複雑な気分になったよ。

無料のソーダは嬉しかったけれど、お料理の味は僕にとってはちょっと……。

マイ・ワイフ・デリカシー(僕の妻の馳走)という店名を、あらためて思い出しながら、僕はポテトをソーダで流し込んだ。

クワヘリ!

※馳走 → お世話・おもてなしのために奔走、走り回ること。「ご馳走(ごちそう)」の語源でもある。

執筆:チャオス(カンバ族) 超訳:GO羽鳥 Photo:RocketNews24.

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