最終回まで観てがっかりした「春ドラマ」ランキング!3位『特捜9』、2位『人事の人見』を抑えた1位は?(女性自身)|dメニューニュース

最終回まで観てがっかりした「春ドラマ」ランキング!3位『特捜9』、2位『人事の人見』を抑えた1位は?

私たちを楽しませてくれた春ドラマが続々と最終回を迎えている。中井貴一(63)と小泉今日子(59)が主演を務めた『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)はTVerのお気に入り登録者数が129万人を超え、今期ドラマ最高の数値を獲得するなど、高評価の作品も多かったが、その裏には視聴者の心を掴みきれなかったドラマもあるようだ……。そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20〜70歳の「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に「最終回まで観てガッカリした春ドラマ」についてのアンケート調査を実施した。第3位は『特捜9 final season』(テレビ朝日系)。前シリーズ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)から引き継ぐ形で2018年4月よりスタートした、井ノ原快彦(49)主演のドラマシリーズ『特捜9』の最終章。ユニークな捜査員たちが個々の特性を生かして難事件を解決する本作は、前作から足掛け20作目となるシリーズの集大成だ。アンケートでは《最後のシリーズにしてはオチが弱い》と、シリーズとしては異例の「事件の起こらない回」に対して賛否が分かれていた。また、《過去の思い出話に終始し、新たな特捜9の活躍の場が表現されていなかった》など、これまでのシリーズが魅力的だったために、視聴者に新しい魅力が伝わりきらなかった様子もうかがえた。第2位は『人事の人見』(フジテレビ系)。Travis Japanの松田元太(26)が初めて単独主演を務めた本作。老舗文具メーカーの人事部を舞台に、松田演じる主人公・人見廉が持ち前のピュアさを武器に、前田敦子(33)演じる真野直己とともに、前時代的な体質の会社に巻き起こる数多の問題に立ち向かっていくビジネスコメディ。アンケートでは《松田元太が好きだから期待しすぎていただけに、ハッピーエンド過ぎてつまらなかった》《ストーリー展開が強引すぎた》などと、最終回の展開に対して厳しい声が寄せられた。賛否の分かれるストーリー展開で、一部の視聴者は少し物足りなく感じてしまったのかもしれない。第1位は『キャスター』(TBS系)。阿部寛(61)演じる型破りな報道キャスター・進藤壮一が、視聴率の低迷に喘ぐ報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに。道枝駿佑(22)演じる新人AD・本橋悠介と、永野芽郁(25)演じる敏腕演出家・崎久保華と3人で、チームとなって番組を復活させ、かつて闇に葬られた事件の真相に迫っていく社会派エンターテインメント。視聴率は11%を超え、健闘していたが……。アンケートでは、《最後がはっきりしない終わり方に完結感がない》《まだ謎が残されているようですっきりしなかった》など、すべての謎が明かされない最終回に、もやもやを抱えたという声も。他には《永野芽郁ちゃんのトラブル騒ぎでストーリーが素直に入ってこなかった》と、ドラマの外で起こった騒動が視聴者の心象に影響を与えてしまっていたようだ。社会派ドラマやビジネス、刑事ドラマなど、様々なテーマで楽しませてくれた春ドラマ。これから始まる夏ドラマも楽しみだ。

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