ディズニー、売上高と利益が予想上回る-映画とストリーミング好調

Thomas Buckley

  • 売上高は5%増の247億ドル、「モアナ」続編のヒットなど寄与
The Disney+ website. Photographer: Gabby Jones/Bloomberg

ウォルト・ディズニーの第1四半期(2024年10-12月)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。映画「モアナと伝説の海2」のヒットや、ストリーミングサービスの収入増が寄与した。

  5日の同社発表によれば、一部項目を除いた1株利益は1.76ドル。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は1.42ドルだった。売上高は前年同期比5%増の247億ドル(約3兆7800億円)。

  ストリーミング事業と映画スタジオの業績改善により、営業利益は31%増加。その他の事業は苦戦を強いられ、TVネットワークの利益は落ち込み、テーマパーク事業もさえなかった。

  ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は発表文で「全体として、今会計年度は力強いスタートを切ることができた。継続的な成長に向けた戦略に引き続き自信を持っている」とした。

  10-12月に同社は、動画ストリーミングの「ディズニー+(プラス)」と「Hulu(フールー)」で最大25%の値上げを実施。ディズニー+の加入者数は1億2460万人に減少したものの、アナリスト予想の1億1900万人は上回った。

原題:Disney Tops Estimates With Gains From Streaming and ‘Moana 2’(抜粋)

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