エア・インディア墜落、燃料制御スイッチが「オフ」に 暫定報告
報告書は、コックピットにあるエンジンへの燃料供給スイッチが離陸直後に「オフ」に切り替わった結果、推進力を失い墜落につながったと指摘した。
操縦士がスイッチを巡り混乱していたことも判明した。報告書によると、操縦士の一人が別の操縦士になぜ切ったのかと尋ね、尋ねられた操縦士が「そんなことはしていない」と答える様子がボイスレコーダーに録音されていた。
オフに切り替わった理由には触れていない。専門家は、操縦士がうっかりスイッチを動かすことはあり得ないとしている。
オフに切り替えるとほぼ即座にエンジンが切れる。オフにするのは、航空機が空港ゲートに到着したときやエンジン火災など緊急時だが、報告書には緊急事態があったとは書かれていない。
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Aditya Kalra is the Company News Editor for Reuters in India, overseeing business coverage and reporting stories on some of the world's biggest companies. He joined Reuters in 2008 and has in recent years written stories on challenges and strategies of a wide array of companies -- from Amazon, Google and Walmart to Xiaomi, Starbucks and Reliance. He also extensively works on deeply-reported and investigative business stories.