フジテレビ“中居検証番組”をまさかの『サンジャポ』裏放送が物議…TBSはオウムの“ビデオ問題”でゴールデン4時間生放送の過去(SmartFLASH)|dメニューニュース
7月4日、フジテレビが、中居正広と同局の女性アナウンサーをめぐるトラブルの検証特番を放送すると発表した。だがその放送日時にネットがザワついている。
「オンエアは7月6日、日曜朝10時から11時45分までの1時間45分を予定しているそうです。在宅時間が長いF3(50歳以上女性)やM3(50歳以上男性)ならまだしも、それ以下の層は外出していることが多い時間帯です。あえて見せたくないのでは、という疑問が出ています」(芸能ジャーナリスト)
実際、X上では、日曜朝10時という“時間帯”を怪しむ声が続出している。
《サンジャポで話題にされそうな時間帯》
《日曜の午前10時放送の時点で視聴者をナメてる》
《旧ワイドナショー枠って》
など何らかの“狙い”があるのではないかと疑われているのだ。ある芸能プロ関係者も、裏番組との関係性に注目する。
「フジテレビのこの枠は、かつて『ワイドナショー』が長年放送されていました。そして、真裏で生放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)ですから、検証番組での発言を、すぐさま引用して紹介する可能性も高い。さらにいえば、『サンジャポ』直後の『アッコにおまかせ!』でも再び取り上げられることが考えられますね。つまり話題づくりのためにこの枠に入れたのではないかと考えることができます」
検証番組のタイトルは、『検証 フジテレビ問題 〜反省と再生・改革〜』。はたしてその成否やいかに。ある芸能ジャーナリストは、過去の成功例をもとにこう語る。
「検証番組はスポンサーが嫌がるので、CM抜きで放送することも考えられますね。ゴールデンの枠はすでに埋まっており、編成を大きく変えるとなるとスポンサーとの交渉が大変でしょう。ただ1996年、TBSは“坂本弁護士一家殺害事件”のきっかけとされるビデオ問題をめぐる検証特番を、夜7時から約4時間、CMなしで放送しています。しかも冒頭20分、磯崎洋三社長の謝罪のあとは最後まで生放送でした。結果、高視聴率を記録しましたが、フジもそれくらい思い切ったものにしなければ、放送の意義は小さいでしょう」(芸能ジャーナリスト)
さらにフジテレビは今回のようにゴールデンから“逃げた”悪しき前例があるという。
「2011年、系列の東海テレビの情報番組『ぴーかんテレビ』が、岩手産米プレゼント企画の当選者の名前として“怪しいお米”“セシウムさん”など不適切なテロップを流した問題が発生。検証番組『検証 ぴーかんテレビ不適切放送 〜なぜ私たちは間違いを犯したのか〜』は同年8月30日、火曜午前9時55分から1時間にわたってオンエアされました。こちらも午前にオンエアして逃げ切った印象がついてしまいました」(前出・芸能プロ関係者)
内容さえしっかりしていれば、納得する人も多いはずだが……。