北朝鮮金総書記、「反米」で勝利誓う 朝鮮戦争休戦72年

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は「反帝国主義、反米」の戦いで勝利を収めるだろうと述べたと、国営メディアが27日に報じた。写真はKCNAが6月に提供(2025年 ロイター/KCNA)

[ソウル 27日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は「反帝国主義、反米」の戦いで勝利を収めるだろうと述べたと、国営メディアが27日に報じた。朝鮮戦争(1950─53年)の休戦協定締結から27日で72年となった。

朝鮮中央通信(KCNA)は、金氏が前日に戦争記念館を訪問した際に「わが国家と人民は、強力な軍隊を持つ豊かな国を建設するという偉大な大義を必ず達成し、反帝国主義、反米の戦いにおいて名誉ある勝利者になると断言した」と伝えた。

北朝鮮は27日を「戦勝記念日」と位置付けている。

KCNAによると、金氏は中国人民義勇軍の参戦をたたえる友誼塔などの記念碑を訪れたほか、砲兵連隊の兵士らと面会した。

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