BTCは11万4000ドルを割り込み、ETHは4200ドル割れ──ジャクソンホールでのタカ派的サプライズに身構える投資家たち(CoinDesk JAPAN)

投資家たちは、8月22日にジャクソンホールで行われるFRBのパウエル議長の講演にタカ派的なサプライズがあるかもしれないと慎重になり、ビットコイン(BTC)が11万4000ドルを下回るなど、暗号資産は19日も下落を続けた。 ビットコインは米国での取引セッションの早い時間に11万3700ドルまで下落した。これは約2週間ぶりの安値であり、14日の12万4000ドル超えの過去最高値からは9%の反落となった。 イーサリアム(ETH)は過去24時間で3.5%下落して4200ドルを下回った。主要なアルトコインも例外ではなく、チェーンリンク(LINK)、アバランチ(AVAX)、トンコイン(TON)、エセナ(ENA)、アプトス(APT)は過去24時間で4%~6%下落した。 この暗号資産市場の反落は、伝統的な市場がリスクオフに転じたことと並行して起こった。ナスダックとS&P 500指数は、米国時間19日午前にそれぞれ、0.9%と0.4%下落した。 暗号資産トレジャリー企業を見ると、バブルが引き続き収縮していることがわかる。ビットコインの取得に力を入れているKindlyMD は19日、さらに14%下落した。 イーサリアムに焦点を当てたビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(Bitmine Immersion Technologies)とシャープリンク・ゲーミング(Sharplink Gaming) は、それぞれ10%と8%下落した。 ャープリンクは5月下旬にイーサリアムトレジャリー企業への転換を機に124ドルの高値まで急騰したが、現在は18.60ドルまで約85%も下落している。 この分野の元祖であるマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏のストラテジー(Strategy) は、19日に5.7%下落し、過去1カ月で20%安、昨年11月に記録した史上最高値からは37%安となった。 しかし、セイラー氏が約5年前にビットコインの購入を開始して以来、同社の株価は20倍以上も上昇したままである。先駆者にはそれなりの利点がある。

CoinDesk JAPAN
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