《SHINJOの信条》こういう負け方した次の日って意外と開き直っていける
■パ・リーグ24回戦 日本ハム2-3楽天(9月17日、楽天モバイルパーク宮城)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―延長十一回に斎藤がボイトにサヨナラ打を浴びた 「まあ(中堅の)五十幡くんが捕れないなら、もう諦めがつきますね。フォークが落ちきれなかった。打った方が素晴らしいということで。伊藤くんが足(に打球が)ぶつかって、次の登板もあるから代え時を迷ったんですけど、本人が投げたいというので。無理して投げてもらって、レイエスも(八回に)よく同点弾を打ちましたけどね。こればかりは負けたことを振り返っても仕方ないので。残り11(試合)、勝つのみですね」
楽天モバイルパーク宮城での今季最終戦を終え、スタンドにあいさつする新庄監督(左端)や日本ハムの選手たち=撮影・宮永春希―伊藤について、打球が当たった箇所の状況は。腫れなど 「それはあるでしょ。でも、ピッチング自体は少しフォームの感じは変わりましたけど、逆に良かったんじゃないかな。力感なくコントロールも良かったし、じゃないと、行きたいと言わないでしょ。まあアクシデントは誰にでもあるのでね。そこで、けがをせず試合に出続ける選手が一流ですから」
【伊藤大海 打球直撃も気迫のピッチング 首位決戦に臨む北山らチームメートに託した熱き思い】
―延長十一回1死一塁の場面で、代走の五十幡がけん制死。相手ピッチャーがうまかった 「あれはうまかったですね。走ってほしい場面でしたからね。難しいっちゃ難しい。成功して当たり前のように、代走に出てのプレッシャーはものすごいものがある。俺は、その気持ちになったことがないから。バントにしたって、代走にしても、行かなかったら行かないで、なんで行ってくれないんだってなるし」
【上原健太 パーフェクトリリーフで前回登板のリベンジ 逆転優勝へ「11連投するぐらいの気持ちで」】
―優勝争い真っただ中で、細川を1軍に上げた 「今川くんを上げて2番で良くて、浅間くんも2番で良くて、さあ細川くん行ってみろ。ライト線のツーベースのイメージがものすごくあって。1、2打席目に同じような凡打で、3打席目はちょっとしたファーストライナー、紙一重でしたけどね。でも、打てる人は打てるからね。上がって来て。あした(福岡への)移動試合。こういう負け方した次の日って意外と開き直っていけるから、良い感じになれると思いますよ」
【《岩本勉のガン流F論》窮地で見せたエースの危機回避能力 その姿で思い出したプロ初勝利】
Page 2
Copyright © The Hokkaido Shimbun Press.